友人から誘われた投資の話
ある日、友人が「それなら投資しない?」と誘ってきました。友人の会社の上司が退職し、飲食店を始めるとのこと。1人20万円から投資でき、飲食店の経営が安定したら毎月の売り上げから何%かお金をくれるとのこと。
初期投資はあるものの、お店が順調なかぎり毎月不労収入が得られるのは、働くことができない当時の私には魅力的でした。
元金融業界の夫に相談、反対される
投資の世界とは無縁な私は、長らく金融業界で働いていた夫に相談することに。夫は、「実際にそのような形で不労収入を得ている人はいる。だけど、お店の経営がうまく行かず、1円もお金を貰えないで店が潰れることもある。そうなった場合、友だちを責めないでいられるか考えたか?」と反対されました。
夫の言葉に納得した私は、「うまくいけばおいしい話なのに……」と後ろ髪を引かれつつ投資話を断りました。
その後、友人は50万円ほど投資したそうですが、お店の経営が厳しいらしく一度もお金が振り込まれたことはないそうです。私は、友人が経済的に困っている私を助ける思いで話をしてくれたことを理解しています。しかし、もし私が20万円でも投資し、1円も戻ってこなかったら、ほんの少しでも友人に対してネガティブな思いを抱いていたでしょう。私は、お金よりも友情を選んでよかったと思っています。
著者:長谷川なぎ/女性/4回の体外受精の末、令和3年に男女の双子を授かった、2児の母。営業事務やコールセンターのオペレーター、イベントスタッフ、工場ワークや物流会社での肉体労働など、学生時代からさまざまな職種を経験。現在は、多彩なジャンルでライターとして活動中
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