痛みのあまり悲鳴、涙まで…
久しぶりにした夫婦生活。なんと、ものすごく痛くて思わず悲鳴を上げてしまい、挙句の果てには涙までこぼれてきました。
そんな私の様子に、夫は驚いていました。私はあまりの痛さに耐えられず、その日は挿入を諦めました。翌日、下着には少量の血が付いていました。驚きとともに不安を感じて、すぐに婦人科を受診しました。
閉経前後に萎縮する腟
先生にひととおり経緯を話したところ、閉経前後で腟が乾燥、萎縮して腟壁が薄くなり、性交痛や出血を伴ってしまうとのことでした。また、私はお産を経験していないため、腟が広がっておらず、夫婦生活の回数も減ったことで腟が狭くなっていることも痛みを感じる原因の1つと説明を受けました。
性交痛改善にはホルモン補充療法
問題解決するには、ホルモン補充療法をおこなうとよいとのこと。医師からは、腟に直接入れる座薬と、体に貼るパッチタイプの張り薬の提案を受け、私は貼り薬を選びました。貼り薬によって腟が広がるには、1カ月くらいかかるそうです。
ただ、貼り薬の使用から2週間後には出血が見られる可能性があり、薬が効いて性交痛や性交時の出血が治るのは1カ月後になるようです。医師によると、症状の改善にはパートナーとの話し合い、理解、協力が必要不可欠になるそうです。私はパートナーに話をし、理解を得られました。まだ処方されたホルモン剤は使用していませんが、これについてもパートナーと話をして使用したいと思います。
まとめ
今回、性交痛や出血が見られたことで、夫婦生活は定期的におこなったほうがいいのかなと思いました。また、年を取ると足腰だけでなく腟にもそんな影響が出てしまうということに驚きました。人生100年時代、50代はまだまだ半分。症状を改善してこれからも夫婦生活を続けていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:鈴木優紀/50代女性・主婦
イラスト/エェコ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)
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