夏野菜の"なす"は洋風レシピで旬を味わって!
NHK『きょうの料理』でイタリア料理店オーナーシェフ・落合務さんが紹介したのは、「なすのアーリオ・オーリオ」です!
「アーリオ・オーリオ」と聞くとパスタを思い浮かべる方が多いイメージですが、パスタだけに限らず"オリーブオイルとにんにくを使った料理"のことを意味します。
今回作る「なすのアーリオ・オーリオ」は、ローズマリーやアンチョビを使った見た目もお洒落な一品なので、おもてなし料理にもおすすめですよ♡
落合務さん「なすのアーリオ・オーリオ」の作り方
材料(2人分)
・なす…2個
・にんにく…1かけ
・赤唐辛子…1本
・ローズマリー(生)…2本
・アンチョビ(フィレ)…1枚
・オリーブオイル…大さじ2と2/3
・塩…2つまみ
作り方①なすはヘタを落とし、しま模様になるよう皮をむいて、拍子木形に切る
なすはヘタの部分を切り、ピーラーでしま模様になるように皮をむきます。
しま目にすることで、見栄えがよくなり味が染み込みやすくなるメリットがあります♪
次に、なすを半分にしたら厚さ1cmくらいの拍子木形に切りましょう。
作り方②にんにくは4等分、赤唐辛子は半分にして種を取り除く
にんにくは横に4等分、赤唐辛子は半分にちぎって中の種を取り除いておきます。
作り方③フライパンでにんにくを炒めて取り出す
フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて強火にかけます。
フツフツとしてきたら火を弱めて、にんにくがきつね色になったら火を止めましょう。
最後のトッピングに使うので、炒めたにんにくは一度お皿に取り出しておきます。
作り方④赤唐辛子、ローズマリーの香りをオリーブオイルに移す
火を止めたままのフライパンにちぎった赤唐辛子を入れ、オリーブオイルに香りを移すように丁寧にゆすります。
赤唐辛子もお皿に取り出しておいてください。
赤唐辛子を取り出したら、フライパンに火をつけローズマリーを投入!
フライパンを傾けてローズマリーを揚げるようなイメージで香りを移し、ローズマリーがパリッとしたらお皿に取り出しましょう。
ローズマリーは我が家では使うことがあまりないのですが、キッチンからよい香りがしてなんだか料理上手になった気分です(笑)。
作り方⑤なす、アンチョビを炒め、お皿に盛り付けてトッピングをする
なすに塩をふったら④のフライパンに入れ、強火で炒めます。
なすがしんなりしてきたら細かく刻んだアンチョビを加えてさらに炒め、お皿に盛り付けましょう。
仕上げに、取り出しておいたにんにく、赤唐辛子、ローズマリーを添えたら「なすのアーリオ・オーリオ」の出来上がりです!
にんにく×オリーブオイルはなすとの相性◎
まるでレストランで出てきても違和感のないビジュアル!
添えてあるローズマリーのおかげで、いっきにお洒落な雰囲気を出してくれています。
そしてこのローズマリーは単なる飾りではなく、じっくりとオリーブオイルに香りを移して作っているので、なす全体から食欲をそそるいい香りが漂っているんです♡
実際に食べてみると、予想をはるかに超えてよい香りが馴染んでいて、どのなすを食べても美味しい!
にんにくや赤唐辛子、ローズマリーの香りや味をたっぷり含んだなすと、アンチョビのしょっぱさの組み合わせはたまりません。
全体的にしっかりとした味付けなので、冷めても美味しく食べられるところも嬉しいポイントです!
旬のなすをお洒落に美味しく食べるならコレ!
揚げびたしや麻婆なすなど、和食や中華のイメージが強かったなすですが、今回はオリーブオイルとニンニクで「なすのアーリオ・オーリオ」を作りました。
お洒落な見た目と絶品の美味しさで、この夏はこのレシピばかり作ってしまいそう!
フライパンひとつで簡単にチャレンジできるので、みなさんもぜひ作ってみてくださいね。