2024年上半期に誕生した男の子22,245名の名前から、人気の「1文字×ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を発表します。
【2024年上半期】「一文字×ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10
根強く人気!ボタニカルネーム
近年人気を集める「蓮」や「葵」は、植物に由来する漢字を用いた「ボタニカルネーム」です。
1位の「蓮」は、2020年、2021年、2023年の年間ランキングで首位を獲得し続けている大人気の名前。「蓮」の字からイメージする「蓮(はす)の花」は、泥水の中で育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかな人になってほしいという想いが込められているようです。
9位の「葵」はアオイ科の多年草を意味し、夏の季語でもあります。また、陰暦6月は「葵月」とも呼ばれ、「葵」という名前が増える傾向が見られます。
8位「藍」が急上昇!
2023年の年間ランキングでは273位だった「藍」は、2024年上半期に生まれた男の子の名前ランキングで39位にジャンプアップ!
「藍」は、かつては「あい」というよみで、主に女の子に名付けられることが多い名前でした。しかし近年では男の子でも、「藍」という名前が増えています。男女ともに、「らん」「あおい」「あい」などのよみで名付けられていました。
同名の有名人では、男子バレーボール日本代表の髙橋藍(たかはし らん)選手が大活躍! 2024年パリオリンピックへの出場も決まり、今後大注目の選手です。「藍」という名前も、ますます増えるかもしれませんね。
「二音ネーム」が多数ランクイン!
「二音ネーム」とは、2つの音から成る名前のこと。漢字一文字のジェンダーレスネームは二音の名前が多く、ランキングTOP10入りした名前のすべてが二音のよみでも名付けられています。
元々、二音ネームは女の子に多い名前でした。「すい」は女の子の上半期の名前ランキングで8位、「はる」は38位と、男女ともに上位にランクインしています。
漢字一文字のジェンダーレスネームには、オシャレな響きの名前がたくさんあります。男の子の名前を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
photo:@koha212さん(ベビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月から6月各月1日~25日
調査件数:22,245件(男の子)