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【強烈ネーミング!!】京都で愛されるなすの食べ方「"泥亀(どんがめ)"煮」いいからやってみて!!

こんにちは、八丁みそグルメが大好き!ライターの井野真利子です。

実は私、八丁みそで有名な愛知県に住んでいたことがあり、みそカツやみそおでん、どて煮など、ありとあらゆる八丁みそグルメを食べ尽くしてきました。

……にもかかわらず、八丁みそを使った料理は未経験で、食べる専門。

どういうわけか「素人が気軽に扱える調味料ではない」と決めつけていたのですが、この度八丁みそを使って手軽に作れるレシピに挑戦してみました。



夏を代表する野菜「なす」を、最高のご飯のお供に変身させられるレシピは必見ですよ!

 

泥亀!?強烈なネーミングの一品にチャレンジ!

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

今回挑戦したのは、NHK『きょうの料理』で、料理研究家・杉本節子さんが紹介した「なすの泥亀煮(どんがめに)」。

 

「なすの泥亀煮」とは、なすをだし汁とごまみそで煮込んだ京都の郷土料理です。「泥亀」とは、ずばり「すっぽん」のこと。

 

すっぽんは、砂泥質の河川などに生息するため、このような異名を持つようになったのだとか。

 

京の食文化に精通した杉本節子さんが紹介する、京都自慢のおばんざいレシピをぜひチェックしてくださいね!

 

杉本節子さんの「なすの泥亀煮」の作り方

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

 

材料(2人分)

・なす…3個
・八丁みそ…大さじ1と1/2
・白ごま…大さじ3
・だし…カップ1と1/2
・ごま油…大さじ2と1/2
・サラダ油…大さじ2と1/2

 

【A】
・砂糖…大さじ1
・みりん…小さじ2
・薄口しょうゆ…小さじ2

 

作り方①なすを切って切り目を入れる

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

なすはヘタを切り落として縦半分に切り、皮に格子状の切り目を入れます。

 

裏返して反対側にも、格子状の切れ目を4〜5本ほど入れておきます。

 

切り目を入れたら、水に浸けてアク抜きしてください。

 

今回使ったなすは、長くてこのままの形だと食べにくそうだったため、この後長さを半分にカットしました。

 

作り方②白ごまをする

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

すり鉢に白ごまを入れてすりましょう。
ごまの形を少し残すのがポイントです。

 

我が家にはすり鉢がなかったので、厚手の保存袋に白ごまを入れて、麺棒ですり潰しました。

 

作り方③なすを炒める

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

鍋にごま油とサラダ油を熱し、水気を拭き取ったなすを炒めます。

 

作り方④調味料を加えてなすを煮る

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

③にだし、【A】、②のすりごまを加えます。
煮立ったら中火にし、調理用の紙で蓋を作ってのせ、10〜15分ほど煮込みましょう。

 

作り方⑤八丁みそを加えてさらに煮る

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

八丁みそを煮汁でのばし、鍋に加えます。
さらに10〜15分煮て、なすがやわらかくなり煮汁が煮詰まったら完成です。

 

【実食】なすの魅力全開でお箸が止まらない!

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

「なすの泥亀煮」という料理名に納得。
もっと亀っぽく仕上げたい方(いるのか……?)は、小さめの丸っこいなすを使えば、さらに泥亀感が増すはずです。

 

ネーミングは衝撃的ですが、味は本当に絶品!

 

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

20分以上じっくり煮込んだので、箸でギリギリ持ち上げられるとろとろ具合です。

 

口に入れると、八丁みその奥深いコクが口いっぱいに広がり、ほっと幸せな気分に。

 

ごまの風味がみその風味にマッチした、あと引く味わいの一品です。

 

泥亀煮は精進料理としても親しまれているようですが、こんなに美味しいと「ホカホカのご飯が欲しい」「お酒が欲しい」「おかわりあるかな」と、煩悩が倍増してしまいそう。

 

冷やして食べてみると……

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

冷やして食べるのもおすすめらしいので、試してみました。

 

アツアツで食べたときよりもさっぱりと食べられました。これは、暑さで食欲のない日にもぴったりのおかずです。

 

トッピングに小ねぎをのせてみたところ、爽やかな風味がプラスされ、八丁みそのこっくりとした旨みを引き立ててくれました。

 

八丁みそを使っているため、味が濃そうに見えるのですが、実際に食べてみると実はそうでもありません。

 

杉本節子さん「なすの泥亀煮(どんがめに)」

八丁みそは、長期間を費やしてじっくり熟成されているため、塩味の角が取れたまろやかな味わいが特徴のみそです。

 

実際に使ってみると、意外にもしょっぱくないことに驚く方も多いはず!普段の料理の隠し味に使っても辛くなり過ぎないのは、かなり嬉しいポイントです。

 

みそ汁や炒め物にも使えるので、八丁みそをストックしておけば、定番料理の味の幅が広がりそうですね。

 

なすを使った絶品おばんざいを作ってみて!

京都ご自慢の郷土料理「なすの泥亀煮」は、なす料理のレパートリーを増やしたい方にもおすすめの一品。

 

ご飯のお供にもおつまみにもぴったりなので、ぜひお試しくださいね。

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    著者プロファイル

    ライター井野真利子

    手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。

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