焼いて漬けるだけのシンプルなレシピ
今回紹介する「ナスの焼き浸し」は、4年連続ミシュランを獲得したsioの元代表・鳥羽周作さんのレシピです。
ナスを焼いて、だし汁に漬けるだけで、簡単に作ることができます。
シンプルなだけに、誤魔化しが効きません。
どんな味になるのか、早速レビューしていきます!
鳥羽周作さんの「ナスの焼き浸し」の作り方
材料(1人分)
・ナス…2本
・ミョウガ…1本
・生姜…10g
【A】
・水…400g
・白だし…20g
・みりん…20g
・薄口醤油…5g
作り方①だし汁を作る
【A】を鍋に全部入れ、沸かします。
沸いたら、氷水などで冷やしておきます。
作り方②ナスを切る
へたの上の部分を残す感じで、包丁を一周入れて、ガクを取ります。
包丁ではなく、ナスを回転させて切るのがコツだそうです。
皮がむきやすいように、縦に切込みを6~8個くらい入れます。
作り方③焼き色がつくまで焼く
ナスに切り込みを入れたら、網焼きか魚焼きグリルで表面に焼き色がつくまで焼きます。
※ナスは丸ごと加熱すると皮の内側に水蒸気がたまり、爆発することがあります。穴や切れ込みを入れて、水蒸気の逃げ道を作ってからグリルで焼いてください。
焼いている途中で、上と下を逆にして、焼きムラがないようにします。
しっかり焼くと、皮が剥きやすくなるそうです。
良い感じに焼けたら、出します。
作り方④ナスの皮をむく
ナスの皮を全てむきましょう。
焼いてすぐは、かなり熱いので注意してください。
作り方⑤だし汁に一晩以上漬ける
容器にだし汁とナスを入れ、
よく漬かるようにラップをします。
ふたをして、冷蔵庫で一晩以上置きます。
作り方⑥ナスとミョウガを切る
一晩以上置いたナスを取り出し、食べやすい大きさに切り、
ミョウガを半月切りにします。
ナスを盛り付け、ミョウガとおろした生姜をトッピングしたら、完成です。
料亭のような優しい味付け!でもちょっと薄すぎるかも…
ナスの皮をむくのが多少大変ですが、それ以外は簡単で、割と楽に作ることができました。
それでは食べてみます!
「ん?びっくりするくらい優しい味だな…」
僕が使った白だしの種類が微妙だったからなのか「これ…白だし入ってるかな?」と思うくらい味が薄いです。
白だしにも麺つゆみたいに2倍とか3倍があるんですかね?
ほんの少し風味が香るくらいしか味がありません。
味はというと、本当に優しい感じのどこか「料亭」を想像させるような味になっています。
やはり薬味として、ミョウガを入れると、だいぶ印象が変わりますね。
もう少し味が濃ければ最高だったかもしれません。
次に作る時には、白だしを2倍~3倍入れて、味を調整して作るようにしたいと思いました。
味の濃さに注意して作ってみて
この記事では、鳥羽周作さんの「ナスの焼き浸し」を作って食べてみた感想を紹介しました。
ミョウガやおろし生姜と食べることで、味的には「料亭」を彷彿とさせる上品な味になっていました。
しかし、とにかく味が薄かったので、そこだけは惜しかったかなと思います。
作る際には、自分が使う白だしに合わせて、量を調整しながら作ったほうが無難です。
ぜひナスが食べたくなった時に、作ってみてくださいね。
鳥羽シェフのレシピはまだまだたくさん!
今回紹介した「ナスの焼き浸し」以外にも、鳥羽周作シェフのYouTubeチャンネル『シズるチャンネル』には食欲そそられるレシピがたくさん!
ぜひのぞいてみてくださいね。