焼いてドボンと漬けるだけ!簡単レシピ
作ったのは、NHK『きょうの料理』で、料理家・栗原はるみさんが披露した「小たまねぎのマリネ」。
家にある材料で作れて、温かいままでも冷やして食べてもおいしいんです。
焼いて漬けるだけの簡単な工程で、常備菜としても活躍します。暑くて食欲がないときでもパクパクすすむ、夏にぴったりの爽やかな一品。
酢をたっぷり使うので、賞味期限間近のお酢の消費にもいいですよ。
本来は小たまねぎ(ペコロス)を使うレシピですが、大量に買った小さめ玉ねぎの消費チャンス!と思い、再現してみることにしました。
栗原はるみさん「小たまねぎのマリネ」の作り方
材料(作りやすい分量)
・小たまねぎ…16コ(350g)
【甘酢】
・酢…1カップ
・砂糖…大さじ4
・塩…小さじ1/2
・赤とうがらし (小口切り)…適量
・サラダ油…大さじ1~2
※今回、ペコロスではなく普通のたまねぎ(小サイズ)を7コ(350g)使用しています。
作り方①下準備
小たまねぎは横半分に切りましょう。
たまねぎの大きさがバラバラだったので、一番小さいものに合わせて、三等分にしたものもあります。
【甘酢】の材料をボウルに合わせ、砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜてください。
これで甘酢は完成。
作り方②フライパンで焼く
フライパン(またはグリルパン)にサラダ油を強めの中火で熱し、小たまねぎを切り口を下にして並べます。
フタをし、しっかりと焼き色がついたら裏返してください。しっかり焼き色がつくまで、じっくり焼くのがポイントなんだとか。
ちょっと焼きすぎたかな?と思ったのですが、後々これが正解だったと判明しました。
中まで火が通ったら、深めの器に盛りましょう。保存するのであれば、フタ付きの容器がおすすめです。
作り方③甘酢にひたす
たまねぎが熱いうちに、甘酢を注ぎ、赤とうがらしを散らしてください。しばらくおいて味をなじませます。
【実食】とろっとろのたまねぎに絶妙に絡む甘酢
20分ほどおいて、まだ温かいうちに食べると、とろっとろのたまねぎにびっくり!
焦げ目がつくまで焼いたことで、たまねぎの甘みと香ばしさを感じられます。甘酢も短時間でしっかり染みていました。
私は甘い味付けがあまり好みではなく、分量通りの砂糖の量だと甘すぎるかも……と少し心配だったのですが、これが神バランス。
酢の爽やかな酸味に、ほのかな甘みがちょうどマッチしています。さすが栗原はるみさん!
そして後味にピリッとした唐辛子が全体を引き締めています。酸味・苦味・甘味・塩味・辛味、すべてが絶妙!
冷やして食べても絶品
残りを保存容器に移し、冷蔵庫で1日冷やして食べてみました。
作ったばかりは、シャープな酸味でしたが、時間が経ったことで角がとれてまろやかな酸味に変化。
香ばしい風味が甘酢と一体化し、より深みのある味わいになっています。
冷たくさっぱりしているので、蒸し暑い日にもってこい。脂っこい肉料理に添えてもアクセントになります。
出来たてよりも、冷蔵庫で冷やしたほうが味もしっかり染みるので、試してみてくださいね。
夏らしい茄子のマリネも
すっかりハマってしまった私は、茄子も同じレシピで作ってみました。
たまねぎよりやわらかく、口に入れると甘酢がじゅわり。茄子の風味と甘酢の風味が見事に調和しています。
茄子は油をよく吸うので、多めの油で焼くとよりジューシーになりますよ。
ズッキーニやパプリカを漬けても美味しそうですね。
食卓のピンチヒッター!夏の常備菜に決定
栗原はるみさんの「小たまねぎのマリネ」は、ほどよい甘さと爽やかな酸味がお見事なクセになる逸品でした。
余った野菜で簡単に作れるので、我が家の常備菜の仲間入りに。食卓にあと一品欲しいときに、大助かりしています。
ぜひ作ってみてくださいね。