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結婚式に招待されたはずなのに席がなかった。そんな私が、彼女にある事実を告げた結果…

私には、仲のいい幼なじみがいました。しかし、高校時代、彼女に私がお付き合いしていた人を略奪されて、大喧嘩。以降は絶縁状態が続いていました。お互いに高校を卒業してからはどこで何をしているのかも知らない状態。そんなとき、その幼なじみから、結婚式の招待状が。当然、私は欠席で返事をしようとしたのですが……。

仲直りがしたいと言う幼なじみ

ある日、幼なじみから結婚式の招待状が届きました。彼女とは高校時代に絶縁したはず。なぜ結婚式に招待されたのかわかりませんでした。私は人の彼氏を奪う人を祝福できるほど、いい人ではありません。そのため、欠席で返事を出すつもりでいました。

 

そんなとき、幼なじみから「結婚式の招待状の返事、待ってるからね!」と連絡が。私が「高校時代のこと、忘れたの?」と聞くと、「10年も前の話じゃない! もう許してくれてるかもしれないと思ったの」と言うではありませんか。

 

「許していないし、招待状も欠席で送っとくわ」と伝えます。彼氏を奪われたとき、私を見て「泣きすぎ、うざい」とあざ笑ったことを忘れるはずがありません。

 

すると、幼なじみは「大人になってから反省したのよ。ずっと仲直りしたいと考えていたの」と言います。そう聞いても、彼女のやったことが消えるわけではありません。それに、仲直りしたいなら普通に謝罪の連絡が先にあるはずです。

 

けれど幼なじみは、「どうすればいいかわからなかったし、無視されたらイヤだと思って……」と続けます。正直、彼女には私があのときどれだけショックを受けたのか、伝わっていないと感じました。しかし、その後も「あなた以上の親友は今でもいないの、一番の親友はあなただけ」と言う幼なじみ。

 

次第に私は「そこまで言うなら……」という気持ちになり、彼女を心から信頼できるわけではなかったですが、結婚式に出席することにしました。そのことを伝えると、彼女は「ありがとう! 結婚式で待ってるね! 夫にも紹介したいから!」と、とても喜んでいる様子でした。

 

新郎の友人から突然連絡が

こうして結婚式に出席することを決めた私でしたが、行くならちゃんとお祝いしようと思っていました。それから2週間ほどが経ったある日、知らない男性から「新婦の友人の方ですか?」と突然連絡が。

 

聞くと、彼は新郎の友人代表の方だそうです。どうして突然?と、どういうことか聞くと……彼は「新郎と僕たち友人の間でトラブルがあって、新郎側の友人は結婚式には参加しないことを決めた」と言います。彼曰く、新郎はお金にだらしない人だそうで、友人たちからお金を借りて返済していないよう。「めでたい結婚式に免じて借金をチャラにしてくれ」と言われたそうです。

 

また、新婦であるあの幼なじみにも「彼にお金を返してほしい」ということを伝えた、と彼。しかし、幼なじみからは「ちょっとお金を借りたくらいでしょ。男だったらそれくらいチャラにしてやってよ」と軽くあしらわれたようで……。

 

「それならば結婚式には行けない」と言うと、夫婦から「そんな度胸はないだろう」とバカにされるように言われたことで、不参加にすることを決めたと言います。

 

私は「そんな不誠実な態度……たしかにお祝いする気持ちもなくなりますよね」と返事をしました。重ねて「それでなぜ私に連絡を?」と聞くと、「新郎側の出席者がいない状態であることを、事前に新婦側のご友人には伝えたほうがいいと思って連絡をしました」と教えてくれました。

 

彼なりに新婦側の参加者を気づかっての行動だったようです。「一応、新婦側の友人たちにも情報を共有しておく」と私は彼に伝えました。

 

結婚式当日、会場に行くと…?

そうして迎えた結婚式当日。結婚式場に着くと、私の名前は名簿に入っていないと言われました。

 

急いで幼なじみに連絡をすると、驚きの返事が……。

 

「ごめんね、用済みだから席は用意していないの。もう帰っていいわよ」と。

 

どういうこと――? 「何がしたいの? 仲直りしたいって言っていたのはウソだったの?」と聞くと、幼なじみからは「私、今SNSに力を入れていてー。仲直りネタを投稿したかったからあんたを利用しただけ! 出席の連絡をもらった時点であんたは用済みだったのよ!」と言われてしまいました。

 

私はたまらず、「そんなことのために私に連絡したの? 最初から仲直りする気なんかなかったのね」と送りましたが、幼なじみからは「負け犬と仲直りなんかするわけないじゃん」と返事がきました。

 

「私の本当の友だちしかこないんだから、早く帰って」。

 

幼なじみの言葉を受けて、私は「ある事実」を告げることにしました。

 

幼なじみが真実を知ると…?

「私ひとりしかきていないのに?」。

 

そう言うと、彼女からは「え?」という反応が。そう、実は新郎の友人だけでなく、新婦の友人も誰もきていないのです。

 

私の言葉に、幼なじみは驚きを隠せない様子。「本当にあいつらドタキャンしたの!? ありえない!」「でもどうして私が招待した友だちまでこないのよ!」と慌てふためいています。

 

実は、私が新婦の友人たちに新郎側の友人の事情を説明した際、「私たちも新婦にお金を貸していて返ってきてないの」「無理やり参加にさせられて……」「新郎側の友人がそういうことなら私たちも……」と、新婦側の友人たちからも返事がきたのです。

 

どうやら、彼女も友人たちにお金を借り、返さずにいたようです。結婚式にも、私と同様半ば強引に参加させられたと言う人もいました。

 

その事情を伝えても、彼女は「そんなの大した金額じゃないし、ドタキャンするほどのことじゃないでしょう!」と、自分が原因のタネとなっていることをわかっていない様子です。「ドタキャンするレベルかどうか決めるのはあなたじゃないよ。まずはちゃんとお金を返さないと。それに、彼の借金がいくらかはもう一度ちゃんと聞いたほうがいいと思うわ」とだけ伝えて連絡を区切り、式場を後にしました。

 

略奪女の末路

その後、幼なじみから「最悪! 彼、借金が500万もあったんだけど!」と連絡がきました。幼なじみは「すぐに別れてやる!」と言いますが、それは彼女たちの問題。

 

「あなたと私は今後も絶縁ってことでよろしく。もう連絡をしてこないで」と言って、彼女の連絡先をブロックし、連絡を終わりにしました。

 

その後、噂によると、新郎新婦はそれぞれの両親にトラブルを知られて、今はコツコツ借金を返済しているようです。すべては彼女のおこないが原因。私はもう、今後彼女と関わることはありませんが、彼女が心を入れ替えてくれることを願っています。

 

 

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