私とママ友の出会い
ママ友との出会いは市が運営する子育て支援センターです。長男とママ友の娘さんの月齢がほぼ一緒で、支援センターで一緒になることが多く、話していくうちに仲良くなって連絡先を交換しました。
ママ友は、明るくて元気な方なので、連絡先を交換してからは支援センターが休みの日なども、一緒に公園へお出かけするようになりました。
交流が増えるとわかってくること
ママ友と話す機会が増えると、だんだんと普段の生活なども話題になったのですが……どうやらママ友は旦那さんと早く離婚したいようなのです。事あるごとに「早く離婚したい」と口に出してくるのです。
例えば、世間話として「昨日、子どもと何食べました?」と聞かれ「昨日は、離乳食で豆腐にチャレンジして、余った分は大人のごはんに使いました」と答えたとします。すると次の言葉は「えー、子どもの余った分を出して食べてくれる旦那さんうらやましい~。うちなんて文句ばっかりで……。あー早く離婚したい」というような感じです。
どんな話題になっても、最後には旦那さんの愚痴や文句になり「早く離婚したい」になってしまうのです。
ママ友と疎遠になったきっかけ
最初は、夫婦関係に悩んでいるなら自分が口を出すのはよくないと思っていたのですが、「いくら貯金したら、離婚できると思います?」などと答えにくい質問をしてくるし、自分の夫のことを話すのをためらってしまうので、どういう話題を振ればいいのか悩むようになってしまいました。
そしてママ友との付き合いを考える決定打は、長男が生後8カ月ごろから「ブーブー」など喃語がどんどん増え始めたときです。子どもが成長してもっと言葉がわかるようになったときに、ママ友の口癖を聞かせたくないと思いました。
結局、自分の仕事復帰にあわせて生後10カ月で長男を保育園に入園させたことがきっかけで、ママ友とは疎遠に。「忙しいから」を理由にだんだん連絡を取らなくなったので、大きなトラブルにはなりませんでした。
もし、ママ友と同じタイミングで保育園に行くことになったら、そのまま保育園でも交流が続いて、関係性についてどうすればいいのかもっと悩んでいたと思います。
子どもや家庭のことについて悩みや愚痴はどうしても出てくるものですし、人に話すとスッキリすることもあると思います。しかし、度を越して愚痴や不満ばかり言う人とは合わないなと感じ、その後のママ友付き合いにおいて重視にするようになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:秋本かなこ/2019年生まれと2021年生まれの兄弟を育児中ママ。元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)