第一弾では映画『ボス・ベイビー』のこと、第二弾では『双子育児』についてと、たっぷりお話を聞かせてくれた石田さん。最後の第三弾では『パパとして』の石田さんに密着。ほかのパパには負けないという特技も披露してくれて、現場のみんなは大爆笑♪ 気になる石田さんの特技とは一体!?
“イクメン”ではなくて、僕は“双子のストーカー”です(笑)!
Q・家事や育児で、石田さんが担当されていることはありますか?
A・子どもが生まれてから、奥さんもやったことがないのが爪切りです! お風呂上がりは爪も皮膚も柔らかくなるし、切れてないのに出血するらしくて。それが奥さんは怖いみたいで、爪切りは完全に僕担当になりました。でも、これは絶対、お父さんがやるのがオススメなんですよ。いや、やるべき。なんでかというと、おっぱいをあげているときが、爪を切る一番のチャンスなんです! それ以外はやっぱり動いちゃう。寝ているときも、起きちゃうかも知れないし、恐る恐るになるじゃないですか? 赤ちゃんが奥さんのおっぱいを飲んでいるときの切りやすさたるや! もうパパパパ〜ンって爪を切りますよ! すごい早さでいきますから(笑)
Q・ご自身を“イクメン”だと思いますか?
A・イクメンではないと思います。ただ、育児に参加することが当たり前という感じですね。どうやったら子どもと触れ合えるか、常にチャンスを狙っていますから。イクメンっていうよりは、双子のストーカーなんですよね(笑)。
Q・奥さんに望んでいることはありますか?
A・奥さんによく言うのは「ムリしないこと」。本当に疲れたら、整体とかへ行くべきだし、そのために奥さんの実家の近くにも住んでいます。僕もできる範囲のことはするつもりですし。だれかが疲れている顔をしたり、不機嫌な顔だったりすると、家族全体の雰囲気が悪くなってしまう。だから僕も不機嫌なまま、家に帰らないようにしています。
子どもたちが高校生になるぐらいまで人気のある芸人でいたい!
Q・奥さんが精神的に疲れているときは、どんな言葉をかけますか?
A・育児は大変なので、気持ちのアップダウンはありますよね。そんなときには「今日はもうゆっくりしようよ」「部屋が汚かろうが、別に関係ないから。今日はいいんじゃない?」とかですね。「搾乳したおっぱいも冷蔵庫にたくさんあるから、今日ぐらいお酒1杯飲んでもイイんじゃないの?」って。僕も育児しなきゃ!と意気込む感じではなく、ふわ〜っと、ふわりと、を心がけていますね。ふんわりやるほうが、お互いの性格的にも合うと思っているので。
Q・お子さんたちにとって、どんな存在でいたいですか?
A・まだ小さいですけど、2人が高校生になるぐらいまで、ある程度人気のある芸人でいられたらいいなと思います(笑)。今、37歳なので、例えば僕が20歳で子どもを生んでいたら、17歳じゃないですか。今なら”女子中高生に人気のNON STYLE!”と言われていますけど、これをキープできているか……。そこまで頑張って残りたいなと思いますね。
「子どもには人見知りをして欲しくないので、生後1カ月から、なるべく多くの人に会わせているんです。人とちゃんと話せる能力をつけて欲しいし、“下町の子”みたいなイメージでいて欲しい」と育児方針を打ち明けてくれた石田さん。気さくで素敵なパパっぷりが手にとるようにわかり、とても温かい気持ちになりました。
PROFILE:石田 明さん(NON STYLE)
2000年に井上裕介さんとお笑いコンビNON STYLE(ノン・スタイル)を結成。芸人として活動し、2005年には『上方お笑い大賞』最優秀新人賞を受賞、『オートバックス M-1グランプリ2008年』優勝と数々の賞を受賞する。現在は“女子中高生・人気No.1芸人”の称号を得て、俳優・演出家・脚本家としても活躍。映画『ボス・ベイビー』では声優にも初挑戦している。プライベートでは2017年の8月に、第一子・第二子となる双子の女児が誕生したばかり。
ちなみに…石田さんが声優として出演した、映画『ボス・ベイビー』はこんなお話♡
7歳のティム(声・芳根京子さん)は、パパ(声・石田 明さん)とママ(声・乙葉さん)と3人で仲良く暮らしていた。両親の愛を独り占めし、幸せを謳歌するティム。するとある日、ママから「あなたの弟よ」と赤ちゃんを紹介される。でもこの赤ちゃん、実は中身がおっさんのボス・ベイビー(声・ムロツヨシさん)だった!
■3月21日(水・祝)、TOHOシネマズほか全国公開 ■監督:トム・マクグラス ■吹き替えキャスト:ムロツヨシ、芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明(NON STYLE)、山寺宏一ほか ■配給:東宝東和 ■©2017 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
Hair&Make-up/Mayumi Uozumi
Styling/Daisuke Nakamoto(es-quisse)