電気代の請求額が…
20代のころ、晴れて彼女と同棲することになったのですが……共同生活を送るうち、少しずつ彼女の素が明らかになっていきました。
最初にびっくりしたのは、「これは絶対に家庭用ではない。確実に業務用だ」と思うようなかなりごつい掃除機を、彼女が新居に持ってきたことです。その掃除機からは「ゴォーーー!」という、まるで竜巻のような音が出ます。その掃除機を使い、彼女は毎日のように部屋中をくまなく掃除するのです。
確かに、かなりの吸引力でホコリなどを吸い込んでくれるのですが、同時に掃除機の排気口の風圧もすさまじくて、結構な量のホコリが舞い上がっていたので、少し戸惑いました。
潔癖だと思うくらいにきれい好きだった彼女。積極的に掃除をしてくれることはありがたかったのですが、月末に送られてきた電気代の請求書を見て、その値段の高さに驚愕しました……。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
この女性とは1年弱同棲を続けたのですが、何にかんしても限度が大事だということを、改めて痛感しました。ホコリを常に嫌っていた彼女は、毎日のように掃除機をかけていました。心が狭いと思われるかもしれませんが、僕としては、寝ているときなどにその「ゴォーー!」というけたたましい音を出されると、どうしてもストレスが溜まってしまって……。結局、別れることを決断しました。
著者:井上浩/30代男性・独身。サウナにハマっていていて、ストレスが溜まった日などはサウナに行くとこを自分なりのルーティンにしている。
イラスト:おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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