不倫している上司と2人きりで飲みに行ったら…
同僚女性から「実は彼と付き合っているの」と打ち明けられた私は、彼女に「別れたほうがいいよ」と言いながらも、あまり深入りせず、2人が自然と別れるのを待つようなスタンスを取っていました。
そんなとき、男性上司の様子がおかしいことに気づきました。以前と比べて、精神的に不安定になっている様子が見受けられたのです。同僚たちから聞いた噂によると、今の奥さんと離婚の話が出ているらしく、そのせいでショックを受けているとのことでした。
そんなある日、普段から飲みに行くのが好きな上司から「みんなで飲みに行こう」と誘われました。最初は他の同僚たちも誘って数人で飲みに行く予定だったのですが、同僚たちは来れなくなり、私と上司の2人きりで飲むことに……。
すると、事情を知っている私と2人きりだったこともあり、酔っ払った上司が「俺がこんなふうになっているのは、妻との離婚話が出ているからだけじゃないんだ。実は、彼女が俺じゃなくて別の男との子どもを妊娠しているらしいんだよ」と打ち明けてきたのです!
その日以降、上司は私に心を許したのか、頻繁にメールや電話をしてくるように。メールで「好きだ」と言われたり、早朝に泣きながら「つらいんだ」と電話をしてきたり、仕方なく食事に行って相談に乗ったら距離を詰められてキスをされそうになったり……。「私には話を聞くしかできないし、あなたに好意はまったくありません」とキッパリ伝えたのですが、とても働きづらくなってしまいました。
結局、人間関係がつらくなった私は会社を退職しました。退職後もしばらく上司からメールはきましたが、ずっと無視していたらこなくなりました。ちなみに私が辞めたあとに上司も退職し、奥さんとは離婚したとのことです。不倫相手だった同僚女性は子どもの父親と結婚し、今は幸せに暮らしているのだとか。
当時の上司は仕事に支障が出るくらいに病んでいて、「話だけでも聞いて力になれたら」と思ったのですが、まさか退職をするほどに私が追い詰められることになるなんて……。職場恋愛の怖さを知った出来事でした。
著者:k/36歳・独身女性。実家暮らし。現在はフリーターで就職活動中。
作画:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)
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