超簡単!芯ごと炊飯器で炊くだけ
チャレンジしたのは「は・か・た・の・しお!!」(口ずさみたくなるのは私だけじゃないはず)でおなじみの「伯方の塩」を製造している、伯方塩業の公式サイトに掲載されていたレシピ。
とうもろこしを味わいたい、でもなるべく楽に作りたいという思いで、ネット検索してたどり着きました。
お米以外の材料は、とうもろこしと塩と水だけ。とうもろこしの芯を入れて炊くことで、美味しさがアップするそうですよ。
伯方塩業公式「とうもろこしごはん」の作り方
材料(とうもろこし1本分)
・米…2合
・水…2合分
・とうもろこし…1本
・伯方の塩…小さじ1
用意するのは、たったこれだけなんです。とうもろこしがあれば、すぐに作れますね。
作り方①お米を準備する
お米を洗い、炊飯器の目盛り通りに水を入れて吸水させましょう。浸水することで、ふっくらと炊き上がるそうです。
作り方②とうもろこしの実をとる
とうもろこしは皮を剥いて、根元を切り落とします。横半分に切り、とうもろこしを立て包丁で実をそぐように落としましょう。
危ないので、手でしっかり押さえてくださいね。
作り方③伯方の塩を入れる
30分ほど経って①が白くなったら、伯方の塩を入れて混ぜ溶かしましょう。最初に入れないのは、お米の吸水を塩分が妨げるからなんだそう。
作り方④炊飯する
とうもろこしの実を入れ、芯を上からのせて普通コースで炊飯します。あとは待つだけ、いってらっしゃい。
作り方⑤盛り付ける
炊き上がったら芯を取り除き、さっくりと混ぜ合わせて器に盛りましょう。
炊飯器の蓋を開けた瞬間に、ほんのりと甘い香りがキッチンにただよいました。黄金色の実がたんまりと入っていて、まさに絶景。思わず笑みがこぼれます。
【実食】旨味たっぷりの黄金飯
炊き立てをいただきます!一口食べた途端に、ほのかな甘みと自然な旨味が、口に広がりました。
素朴で懐かしいですが、今まで作ったものより明らかにレベルが数段上。道の駅の食堂で出てきそうな仕上がりです。
ほんのちょっと塩を入れただけなのに、こんなに美味しいの?と疑うほど。芯の部分から、旨味がたっぷり出たのでしょう。
優しい味わいが、ごはん一粒一粒に染みていて絶品!
とうもろこしのポテンシャル、ハンパないです。もともと大好きなのに、さらに好きになりました!
作る段階では、味が薄いのでは?と思ったのですが、塩加減も絶妙。良い塩梅で、とうもろこしの風味を見事に引き立てています。
気分を盛り上げるのは、とうもろこしの粒のシャクっとした食感。
ほどよいやわらかさがありながらも、弾力があります。噛むたびに、幸せスイッチがバンバン押される感覚。
多幸感に包まれながら、おかわりしてしまいました(ダイエット中なのに!)。
もしかしたら、焼きとうもろこしよりも好きかもしれません。
絶対やりたくなるバターのせ
2杯目はこれ!バターをのせ、胡椒を振って背徳的にしました!ごはんの熱で徐々にバターが溶けていく様子に見とれます。
より食べやすいように、箸をスプーンに持ち替えました。
とうもろこしの自然な甘みとごはんのふんわりとした食感に、コクとクリーミーさがプラス。
全体がまろやかになって、一口ごとに豊かな風味が押しよせます。バターの塩味がとうもろこしの甘さをさらに際立て、美味しさ倍増です!
胡椒のピリッとした辛味がアクセント。まろやかさをほどよく引き締め、バランスを調えます。
あぁ……なんてリッチで背徳的なんでしょう。やめられません。
この夏ぜったいに作ってほしい
調理は、ほぼ炊飯器で簡単にできるこの絶品レシピ。黄金色のごはんは、食卓をパッと明るくしてくれます。
とうもろこしの旬は6〜9月頃。ぜひ作ってみてくださいね。