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「捨てておいたから」弁当に文句を言う夫→私作っていないけど?真相を知った夫にとんでもない悲劇が…

私は、夫と中学3年生の娘との3人暮らし。最近、ランチにお金を使いすぎる夫のためにお弁当を作っています。共働きなので、作るのは大変ですが……。

こちらは善意で作っているのに、近ごろ夫はお弁当のことで文句を言いまくり。前日の残り物を入れるなとか、しょぼい弁当を作って俺の格を下げるなとか、子どもみたいな理由を並べたててきました。

気になる娘の言動

先日、私はインフルエンザにかかり、寝込んでしまいました。お弁当作りはおろか、食事の支度など家事全般ができなくなり……。それなのに、夫はちっとも協力してくれません。受験生である娘の助けを借りるばかりです。

 

娘は文句も言わず手伝ってくれ、そのやさしさが身にしみます。一方、夫にはかなり頭にきている様子の娘。もう何でもわかる年齢ですから。夫は私がいないと何もできないとわかっているし、私が寝込んでいても飲み歩いていることにも気づいています。夫の態度にあきれた娘は、私に離婚を勧めてきました。

 

たしかに夫は、私が病気をしても心配するそぶりがなく、そんなときでも自分勝手な行動のままです。昔はもう少し良かったとぼやく私に、娘は私が思うほど夫はいい人じゃないとつぶやき……。聞き返す私に、慌てて娘は話を変えました。

 

それから1週間がたち、私もほぼ全快に。けれども本調子ではないため、しばらくお弁当作りはお休みです。ですから、夫から文句を言われたとき、何のことなのかまったくわかりませんでした。


「弁当に残り物を入れるなって言っただろ!」
「職場で捨てておいたから」

どうやら私が作ったと思ったお弁当を会社に持参し、少し食べたようなのです。しかし残り物が入っていて、また変な味もしたそうで。
 

「は? 私作っていないけど」
「え?」

一体誰が……?思い当たるのは娘くらいです。それを聞いた夫はお弁当を捨てたことを後悔し、このことは内緒にするよう言ってきました。その後、夫は急な腹痛に襲われ苦しんだそうです。

 

夫が弁当にこだわる理由とは…?

後から娘に聞いた話ですが、やはりあのお弁当は娘が作ったものでした。弁当に文句を言う父親に腹が立って、残り物を入れたら腐っていたようです。

 

さらに、私には黙っていましたが、娘は夫に関する情報をいろいろと握っていました。ですから、夫がお弁当にこだわる理由も知っていたのです。

 

実は、夫はとある新入社員に好意を持っていました。若い彼女の気を引きたくて、何度もお昼に誘っては、弁当を見せて自分で作ったとウソをついていたのだそうです。

 

娘から真相をすべて聞いた私は、離婚を決意。両家両親を交え、話し合いの場を持ちました。家族の了承も得て正式に離婚が決まり、あとは離婚届を出すだけです。それなのに、まだ夫は離婚したくないとグズグズしています。不貞行為をしたわけではないのだから離婚が妥当とは思えないと言いますが、既婚者の身でありながら若い女性にアプローチしていたのは事実。そんな人とこれからも一緒に暮らすなんて、気持ち悪くて無理なのです。

 

仕事上コミュニケーションを取ろうとしていただけと言い訳をしてきましたが、毎日何十通も自撮り写真付きのメッセージを送っていたことも判明しています。相手が返信をしないと、先輩を無視するのは良くないと説教も垂れたそうです。困った女性社員は、自分のソーシャルメディアを使って、「迷惑な会社のおじさん」 と名付けた夫からのメッセージをさらしていました。娘はその投稿を偶然目にし、父親の愚行を知ったそうです。

 

良識を持って恥ずかしくない行動を…

被害者ぶる夫でしたが、会社帰りに飲みに誘ったり、休日にデートを申し込んだりと、それはそれは恥ずかしい行動の連発だったらしく。夜にどんなパジャマを着ているか尋ねたこともあったそうで、醜態の数々を聞いて気持ち悪くなりました。えっ?少し距離感を間違えた?もはやそれって異常者じゃないの……。

 

その後、その女性社員が会社に相談し、夫はしっかり会社から制裁を受けました。周囲に愚行がばれ、左遷されて遠くの営業所へ異動となったそうです。すっかり意気消沈した夫は、もう離婚に対しても抵抗しませんでした。

 

受験生の娘には、大切な時期にいろいろと迷惑をかけ、心を傷つけてしまいました。わが子を守れず、本当に反省しています。でも無事高校に合格してくれて、本当に良かった……。いつも私を気遣ってくれる、強くてやさしい娘と、これからはもっと楽しくて幸せな家庭を作っていきたいと思います。

 

 

 

物事を健全に考え、判断する力を持つことは、生きていく上で大切なことです。とくにお子さんがいる方は、わが子に胸を張れるような恥ずかしくない行動を心がけるべきでしょう。

 

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