さけ×高菜漬けのコンビネーションが光る贅沢ふりかけ
今回チャレンジしたのは、NHK『きょうの料理』で料理研究家・大原千鶴さんが紹介した「さけふりかけ」です。
さけ以外に買い足したのは100円未満の高菜漬けだけ。それ以外は家にあった材料で作れたため、かかった費用は200円以下でした。
それなのに、とてつもなくご飯に合う絶品ふりかけが完成。
さけと高菜漬けという、単体でもご飯に合う品が組み合わされば、美味しさも倍増です。
大原千鶴さん「さけふりかけ」の作り方
材料(作りやすい分量)
・塩ざけ(切り身)…1切れ(100g)
・高菜漬け(ザク切りにする)…40g
・白ごま…大さじ1
・ごま油…少々
今回はあらかじめ、カットされてあった高菜漬けを使用。
さけの切り身の分量を量ると、1切れでちょうど100gでした。
作り方①さけを焼いてほぐす
塩ざけは魚焼きグリルで焼いて火を通します。
冷凍だったため、冷蔵庫に移し解凍してから焼きました。雑菌が繁殖しやすくなる気温の高い日は、常温での自然解凍は避けたほうが良さそうです。
魚焼きグリルの中〜強火で、途中裏返して片面ずつ焼くと、計10分前後でちょうど良い焼き上がりになりました。
焼さけは骨を取り除いて身と皮をほぐします。皮の部分はキッチンバサミで切ると楽でした。
複数人で一気に食べる方以外は、この時点で保存容器に移して作業をすると、洗い物が減りますよ。
作り方②材料を和える
ほぐしたさけに高菜漬け、白ごま、ごま油を加えて全体をよく混ぜたら出来上がり。
冷蔵庫で1週間保存できるそうです。
【実食】驚くほどご飯がすすむ贅沢ふりかけの誕生
さっそく炊きたてのご飯にたっぷりとかけていただきましょう。
一口目から感じたのは、さけのやわらかい食感、高菜のシャキシャキとした食感のコントラスト!お見事です。
ふりかけを手作りしたのは初めてだったのですが、市販のふりかけでは得られない食感の良さ!
脂ののった香ばしい皮が口に入れば、悶絶級です。独特の食感と濃厚な旨みがたまりません。
高菜漬けのピリッとした辛味とわずかな酸味がアクセント。単調になりがちなふりかけに変化を加えてくれます。
そこに、ほんのりごま油が香って、やばい……ご飯がすすみすぎる!
塩さけと高菜漬けはどちらもしょっぱいので、塩辛くなりすぎるのでは?と心配でしたが、筆者にはちょうど良かったです。
人によっては塩味を強く感じるかもしれないので、味見をしたり、少しずつのせて食べたほうが良いでしょう。
素材の持ち味を活かしつつ、それぞれがそれぞれを引き立て合うふりかけ。飽きのこない味わいで、ご飯がどんどん進みますよ。
アレンジ①お弁当におすすめ!おにぎりに
ふりかけが余ったら、混ぜ込みおにぎりにしてみましょう。
おにぎりにすることでご飯一粒一粒に旨みが溶け込み、全体の味が一体化してどこを食べても美味しさを感じられます。
ごま油のほんのりとしたコクがご飯にさらに馴染んで、深みのある風味が楽しめました。
もちろん海苔との相性も抜群。
運動会や遠足など特別な日のお弁当にもおすすめです。
アレンジ②簡単和風パスタに
ご飯に合うものは麺にも合う説。
茹でたパスタ全体にごま油をまわしかけ、さけふりかけをのせてみました。
すると……ハイ、説立証です!
シンプルなパスタに深い味わいが誕生。手軽に作れるのに、お店で出てくるような和風パスタになりました。
夫は途中からフォークを箸に持ち替えて、無我夢中で食べていたほど。
200円以下で作れた絶品ふりかけ
シンプルな材料で感動レベルのふりかけが出来上がりました。日持ちするのも嬉しいですね。
焼さけが余ったときにもうってつけ。冷凍さけであれば比較的安いので、ぜひ、チャレンジしてみてください。