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「名前決まったんだね!」と助産師さん。まだ夫と最終決定していないのにどういうこと?→判明した驚愕の真相とは…!

第1子出産後、病院で入院していたときのことです。コロナ禍前の出産で、面会は誰が来ても良いという病院だったこともあり、出産した翌日に、夫、母、兄、義姉、姪が面会に来てくれました。家族は子どもを抱っこしたり写真を撮ったりして、私は少し体を休めたりしていました。やがて授乳時間になり、家族は帰宅するということだったので、私は授乳室へ移動することに。

すると顔見知りの助産師さんから、「お子さんの名前、決まったのね」と声をかけられたのです。まだ決まっていないのに一体何を言っているんだろう?と疑問に思っていた私ですが、やがて真相が判明したのです――。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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勝手にわが子の名前を決めた犯人

慣れない授乳もどうにか終わり、自室に帰ろうかと思ったとき、顔見知りの助産師さんから声をかけられました。「お子さんの名前、決まったんだね。てつみちくんって言うのね!」と。私は一瞬、意味がわからずキョトンとしてしまいました。

 

 

確かに子どもは男の子だったので、“てつみち”という名前でもおかしくないですが、まだ夫とは名前を最終決定したわけではありませんでした。どういうことかと助産師さんに聞くと、私と同室の方に用事があって病室に入ったときに、私のベッドの壁のところに「命名 鉄道」と書かれた命名紙が貼られていたというのです。
 

命名紙を貼った犯人はすぐにわかりました。少し前に面会に来てくれた兄でした。鉄道マニアの兄が命名紙を勝手に作り、壁に貼って帰ったのです。助産師さんには爆笑され、私も「てつみちじゃないです」と否定しつつも大爆笑。

 

 

兄はわざわざ家で命名紙を作成し、私がいないすきを見て貼り付けるというイタズラをして帰ったことがわかりました。私はお兄ちゃん子なので即はがす気になれず、退院するまで貼っておくことに。それを見た看護師さんや助産師さんに説明すると、みんな笑っていて楽しいひとときを過ごせました。ユーモアのセンスがある兄に感謝です。

 

著者:宮本美亜/40代女性/不妊治療を経て、2011年長男出産、自然妊娠で2012年長女を出産。職業は不動産事務。資格取得を目指し、宅建と簿記の勉強中。

イラスト:海乃けだま

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

 

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