私は息子を微笑ましく思い、応援していたのですが……。
友だちとのトラブルで負傷
そんな息子をあるトラブルが襲ったのです。夜寝る前に「ちょっと首が痛い」と言う息子。詳しく話を聞くと、前日に友だちから押されてしまい、椅子で首を打ったとのこと。友だちは息子が机で絵を描いていたことが、なぜか気に入らない様子だったと言います。
ひとまず家にあった湿布を貼り、「明日の朝、痛かったら病院に行こうね」と息子に伝えて、その日は就寝しました。
受診した結果…
翌朝、息子が「少し痛い」と言ったので、病院に行ったほういいと判断した私。担任の先生には、友だちとのトラブルのことも含めて連絡をしました。「友だちにも詳しく話を聞いておきます」と先生。
その後、病院を受診すると、息子は「軽い捻挫です」と診断されました。病院の先生からは学校に行くことは問題ないと言われたので、遅刻になりますが、私は息子を学校に連れて行きました。
気がかりだったことと、担任の先生から受けた驚きの提案
後日、押したことを認めた友だちとその母親から直接謝罪を受けました。その後は息子はスッキリしたのか友だちと仲良くしているようです。
ただ、私たちにはひとつ気がかりなことが……。それは、息子が目標としていた皆勤賞のことでした。
しかしこの気がかりはすぐに消え去りました。後日、担任の先生との面談があり、そこで息子が皆勤賞を目標に学校を頑張っていたことを知った先生は、なんと「小学校全体の扱いは難しいかもしれませんが、私がクラスオリジナルの皆勤賞を用意しますよ」と言ってくださったのです。
私は先生に感謝の気持ちを伝えました。また、そのことを話すと「よかった! これからも学校頑張ろう!」とうれしそうな笑顔を見せてくれた息子。私は、再び先生への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
著者:都 うめこ/30代女性/2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)