まな板と包丁を使わない巻くだけ肉巻き
料理研究家・ちはるさんが日本テレビ『news every.』で紹介した「青ネギのまんま肉巻き」を参考に作ってみました。
ちはるさんは、2つの食材「だけ」で作る「だけメシ」のプロ。簡単なのに”頑張って作った感”がある料理ができると多くのママから支持されています。
番組では、女優の桐谷美玲さんも「料理中に『ママこっちにきて〜』と言われると中断しないといけない……」と苦労話をしていました。
できあがった料理を食べた桐谷さんは「簡単にできるのにおいしい」と絶賛!
手を抜かず、手間だけを抜いた料理に期待値大です。
それでは、作ってみましょう。
ちはるさん「青ネギのまんま肉巻き」の作り方
材料(3人前)
・豚ロース薄切り肉…1パック(大)
・青ネギ…1束
・ケチャップ…適量
・めんつゆ…適量
・塩…少々
・こしょう…少々
・小麦粉…適量
作り方①青ネギを半分に折り肉で巻く
青ネギの根元をカットします。
切る作業は、最初と最後の盛り付け時だけなので、包丁やまな板は使わずにキッチンバサミでサクッと切るのがおすすめです。
青ネギをパックに並ぶ薄切り肉の幅に合わせて、大胆に半分に折りましょう。
まな板を使わず、パックに入った状態のまま上にのせて、そのまま巻きます。
今回は青ネギのボリュームがあったため、1〜2本減らして巻きました。肉の大きさや青ネギの量によって調整してくださいね。
作り方②巻いた肉を焼く
塩・こしょうをふり、巻いた肉がはがれないように、巻き終わりの部分に小麦粉をふります。
熱したフライパンにのせて蓋をし、中火で約9分焼きます。ときどき転がして全体に焼き色を付けましょう。
焼き色が付く前に動かすと、肉がネギから剥がれる可能性があるため、ある程度焼けてきてから転がすのがおすすめ。
作り方③味付けをして盛り付ける
フライパンにケチャップとめんつゆを加えて煮絡めます。
番組では「入れたいだけ入れる」と言っていたのですが、私はケチャップを大さじ1、めんつゆを大さじ2、入れてみました。
肉をくるくると動かしながら、タレを混ぜ合わせるとよく絡みますよ。
火が通ったら食べやすい大きさにカットして、盛り付ければ完成です。
簡単すぎて子どもと遊びながらでも作れちゃう
一口食べると、豚肉が重なりあった部分から肉汁がじゅわっと広がり、ホロホロとほどける食感がおもしろいです。
そこに1束丸ごと入れた青ネギのシャキシャキ感が合わさって、口の中が賑やかで楽しい(笑)。
ケチャップとめんつゆを合わせたタレの甘さと酸味がちょうどよく、食欲をそそります。
そしてだしの旨味が絶妙に絡み合い、コクのある濃厚さに仕上がって、クセになる味でした。
ネギが苦手な長男は、大量の青ネギに苦戦。「ん~、肉とタレは好きだけどね!」とちょっと笑うようなことを言いながらも、しっかり食べてくれました!
夕方の忙しいときによく「ママ、ちょっと来て〜!一緒に遊んでよ〜」と子どもが誘うのですが、ご飯の用意で手が離せません。
この斬新なレシピは、折って、巻いて、焼くだけで完成するため、「今、ごはん作っているからちょっと待っててね」が少しなくせる気がします。
さらには、肉が入ったパックの上で調理が完結するので、洗い物が極端に少なく、これぞ主婦の味方!と感動したレシピでした。
一品足りないときにもおすすめ
濃い目の味付けなので、ご飯のお供はもちろん、おつまみにもなります。おかずが足りない日の追加の一品にもピッタリ。
作っている側もなんだかワクワクする、楽しいと思えるレシピでした。
ぜひ試してみてくださいね。