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【ただ焼かないで!】今までの「鶏肉」は何だったの!?鳥羽周作さん「皮パリッジュワッ!」"神ワザ"

こんにちは。日々のレシピに悩む、ライターの蘭ハチコです。特に鶏もも肉は味付けして焼くか、お鍋の具材にするかのほぼ2択でマンネリ化しています。

そんな時に見つけたのが、今回紹介するレシピ。

シンプルながらもフランス料理のコツが詰まっていて、いつもとは違った食卓が楽しめそうです。

もしかしたら、フレンチシェフに近づけるかも!?

シンプルなのに絶品!チキンは「アロゼ」で

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

NHK『きょうの料理』でフレンチレストランsioの代表・鳥羽周作さんが披露した「パリパリローストチキン」に挑戦しました。

 

キツネ色の皮がなんとも美味しそうですが、ただ焼いただけではないのです。

 

使われているのは、フランス料理の「アロゼ」のテクニック。

 

フランス語で「かける」「注ぐ」という意味で、食材に油やバター、煮汁などをかけながら火を通す調理法を指します。

 

主に肉料理や魚料理で用いられ、ゆっくり火が通ることでやわらかい仕上がりになり、素材の旨みを逃さずに味わえるんだそう。

 

どんな味わいになるのでしょうか。

 

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」の作り方

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

材料(1人分)

  • 鶏もも肉 (小)…1枚(200g)
  • にんにく…2かけ
  • ローズマリー…2枝(バジルやタイムでも可)
  • オリーブ油…大さじ4+1/2、大さじ1
  • 塩…1つまみ、2つまみ

 

今回ローズマリーはフレッシュではなく、乾燥したものを小さじ2で代用しました。

 

作り方①にんにくとローズマリーの準備

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

にんにくは半分に切ってつぶします。フレッシュのローズマリーを使う場合は半分に切りましょう。

 

作り方②鶏肉を寝かせる

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

ジッパー付き保存袋に鶏肉、①、オリーブ油(大さじ4+1/2)、塩(1つまみ)を入れてください。

 

しっかりと空気を抜いて袋の口を閉じたら、常温で30分間つけます。

 

作り方③フライパンに鶏肉をセットする

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

火はまだつけません。

 

冷たいフライパンに鶏肉の皮目を下にして入れ、塩(2つまみ)をふってください。

 

この時、鶏肉についている油は拭き取らないでOK。

 

冷たいところからゆっくりと温度を上げていくことで、肉がやわらかく仕上がるそうですよ。

 

保存袋に残った油とにんにく、ローズマリーは別途使うため、捨てないように。

 

作り方④火をつけてアロゼする

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

フライパンを中火にかけてオリーブ油(大さじ1)を足しましょう。

 

パチパチと音がしてきたら、油をスプーンでかけ(アロゼ)ゆっくりと火を通しながら、8〜9分間焼いてください。

 

肉の厚みのある部分を中心に、肉全体に回しかけるのがポイント。鶏肉を上から押すのはNGです。

 

多めの油でじっくり焼けば、パリパリ感が出てくるそう。

 

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

かなり油がはねるので、やけどをしないよう注意してくださいね。

 

大きめのフライパンでは、やや油をすくいづらく感じたため、小さめのフライパンを使うのがおすすめ。

 

作り方⑤ひっくり返す

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

肉の色が変わって皮がパリッと焼けてきたら上下を返し、1〜2分間焼きましょう。

 

側面は、フライパンのふちを使いながら焼くとよいのだとか。

 

肉にムッチリとした弾力が出て、火が通ったら完成です。

 

【実食】パリッジュワッ!しっとりやわらかフレンチ流

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

一口目から、今まで家で焼いてきた鶏肉との違いに驚かされました。パリパリの皮のなかから、ジュワッと肉汁があふれてきて、しっとりやわらか。

 

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

たくさんのオリーブ油を使っているため、油っぽいのでは?と心配していましたが、そんなことはありません。

 

油によって、ギュッと旨みが閉じ込められているような印象。

 

食べる瞬間、ローズマリーの芳香が鼻にふわりとただよって、高級レストランの一皿のようです。

 

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

パンチのある力強さで鶏肉の旨みを支えているのは、にんにくの風味。見事なバランスにほっぺたが落ちかけました。

 

ちょっと、これは美味しすぎる……!これがアロゼってやつか。

 

味見した夫は「これどうやって作るの?もっと食べたい」と、次の日さっそく再現していました。

 

残った油はローストポテトに活用!

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」

 

②で残った油とにんにく、ローズマリーは、ローストポテトを焼くときに活用できます。

 

鶏肉を焼いたフライパンにも油が残っていたため、保存袋に残っていたものを合わせてポテトを揚げ焼きすると、絶品ポテトが完成しました。

 

外はカリッと中はホクホクで、付け合わせにもぴったりですよ。

 

チキンの感動レシピ

シンプルながらも奥深い逸品。フレンチのテクニックを使うだけで、こんなにも美味しくなるのかと感動しました。

 

これはぜひ、体験してほしいレシピです!

 

 

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    著者プロファイル

    ライター蘭ハチコ

    業務スーパーとカルディに毎週通い、お得に美味しく適度な手抜きをして生活しています。海外グルメとお酒のおつまみには目がないwebライターです。「美味しいものは人を幸せにする」と信じています。毎日がちょっと幸せに過ごせる、お得で美味しい素敵なモノをご紹介します♪

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