いつもの照り焼きチキンとはひと味違う!秋の照り焼きチキンを作ってみた
秋の照り焼きチキンと言っても、このレシピに使われる「さつまいも」は、冬もまだ旬の食材です。
寒い時季は、さつまいもが市場に多く出回り安く手に入りやすいので、早速作ってみます!
材料(4人分)
- 鶏もも肉……2枚
- さつまいも……1本
- 万能ねぎ……適量
- 塩、粗挽き黒胡椒……各適量
- サラダ油……大さじ1
【A】
- マヨネーズ……大さじ3
- しょうゆ……小さじ1
【B】
- 酒……大さじ4
- マーマレード……大さじ3
- しょうゆ……大さじ2
- みりん……大さじ2
私は一人暮らしなので、上記材料の半量で作りました! 人数に合わせて、分量を増減してみてくださいね。
作り方
ひと口サイズにカットしたさつまいもを鍋に入れ、ひたひたに浸かるまで水を加えます。塩(分量外)を少々入れて、さつまいもが柔らかくなるまで茹でましょう。
湯を切って乾煎りして水分を飛ばします。このひと手間で、味がぼやけることなく美味しく仕上がりますよ。
茹でたさつまいもをボウルに移して木べらで潰し、Aの調味料と万能ねぎと混ぜ合わせてください。
よく混ざったら、さつまいものサラダは完成です。
次は、鶏もも肉を調理します。焼く前に、余分な脂を取り除き厚みを均等にしておいてください。
中火にかけたフライパンにサラダ油をひき、鶏もも肉を皮面からパリッと焼きましょう。
焼き色がついたら裏返して、弱火で5〜6分焼きます。
鶏もも肉から出てきた脂を除き、Bの調味料を加えて煮絡めましょう。調味料が少なめなので、小さいフライパンや鍋を使うと、タレを絡めやすいですよ。
タレが煮詰まってきたら、フライパンを火から下ろします。食べやすいサイズにカットし、皿に盛り付けて黒胡椒を振りかけたら完成です。
笠原将弘さん考案「秋の照り焼きチキン」を食べてみた
カットしている間にもジューシーな肉汁が溢れ出し、食べるのを待ちきれません!
タレをたっぷり絡めて食べると、マーマレードジャムのほろ苦さと甘辛いしょうゆ味が口の中いっぱいに広がります。
脂の乗ったプリプリの鶏もも肉と相性抜群の味わいで、たまらない……。
強いて例えるなら、スペアリブのマーマレード煮込みの味付けに似ていますが、スペアリブよりも手に入りやすく加熱時間も短く済むのでかなりお手軽!
ピリッとスパイシーな黒胡椒の風味も欠かせない存在感を発揮するので、大人用は、黒胡椒をたっぷりかけてくださいね。
さつまいもサラダも、照り焼きチキンに負けず劣らず主役同然の逸品です。
「甘味の強い野菜をおかずに使うなんて言語道断!芋はおかずにあらず!」という方もいらっしゃると思いますが、しょうゆやマヨネーズと合わさることで甘じょっぱく仕上がり、食べやすいですよ。
レシピを見たときに、小ねぎはさつまいもに混ぜるんだ! とびっくりしたのですが、爽やかな風味とシャキシャキ食感がプラスされて、これが大正解。
多めに作ったときは、トーストやピザにアレンジするのもおすすめです。食パンにさつまいものサラダを塗り、小さめにカットしたチキンやコーンを乗せましょう。
お好みでマヨネーズやとろけるチーズをかけて、トーストで焼いたら完成!
刻み海苔や小ねぎをトッピングしても、風味がアップしておいしいですよ。チキンをカットしてから冷凍しておけば、ボリューム満点の一品をパパッと作れます。
さっぱりヘルシーにいただきたいという方は、チキンとさつまいもサラダを葉物野菜でくるんと巻いて、チキンラップ風に!
白髪ねぎや刻んだトマトなど、お好みの具材をプラスしてくださいね。
マーマレード香る照り焼きチキンはリピート確実の味わい!
笠原将弘さんの「秋の照り焼きチキン」は、秋に限らず、一年中食べたい絶品おかずです。
普段の食卓にはもちろん、お弁当のおかずやサンドイッチの具材、パーティー料理としてなど、さまざまなシーンで役立つので重宝しますよ。ぜひ挑戦してみてくださいね!