山口果物さんが発信!美味しい巨峰が食べたい♡
「ライフスタイルにもっと果物を」をコンセプトとするFRUIT GARDEN 山口果物さんは、大阪で100年以上続く老舗果物屋さん。
そんな山口果物さんは公式YouTubeも配信しており、プロならではの目線で果物に関する動画を発信しています。
「巨峰とピオーネは何が違う?美味しい巨峰の見分け方と保存方法」というタイトルの動画では、スタッフのナオ先生とCoCoさんが巨峰の見分け方について語ってくれていました。
スーパーに巨峰が並ぶこの季節、食べるならぜひ美味しいものを選びたい……!ということで、さっそく確認してみましょう♪
美味しい巨峰の特徴は?見分けるポイントはココ!
昔から根強い人気を誇る「巨峰」ですが、山口果物さんいわく巨峰という名前は実は品種名ではないとのこと。
農林水産省に登録されている正式な品種名は「石原センテニアル」という名前ですが、商品名の「巨峰」の名称が広く普及してそのまま定着したんだとか!
筆者も今まで巨峰という品種名だと思い込んでおり、「石原センテニアル」という聞き慣れないネーミングが正しい品種名だったとは驚きでした。
そんな巨峰は、ピオーネやシャインマスカットに比べて粒同士の間に隙間があり、少々ダラッとして見えるのが特徴のひとつ。
ダラッとしすぎているものは避けたほうが無難ですが、粒同士の隙間は選ぶ際には気にしなくてOK♡ピオーネよりは粒が小さくスペースがあるのは巨峰の特徴であり、欠点ではありません。
巨峰全体を見るよりも、実は「軸の部分」をチェックするのが美味しい巨峰を見分けるコツなんです。
見分けるポイント①ブルームがしっかりついているか?
まず見るのは、巨峰の粒そのもの。
巨峰の表面についている白い粉のようなものは結露ではなく「ブルーム」と呼ばれるぶどうが分泌する物質なんです。
このブルームは触れば簡単に取れてしまうものなので、綺麗に残っているものほど人の手に触れられておらず、丁寧に扱われているといえます。
発育状況がいいとブルームがしっかり出るという性質もあり、スーパーで並んでいるパックの上からでもよく確認できる部分なので見逃せないポイントです♪
見分けるポイント②軸(枝)が枯れずに青々としているか?
見分けるポイント2つ目は、巨峰の軸の部分です。
軸の上の部分から、房の真ん中にある軸の色や様子も確認しておきたいポイント。
実は、収穫してからの時間経過がわかりやすく見えてくるのが枝の色なんです。
ぶどうは収穫されてからも水分を枝から取るので、なるべく軸が枯れておらず青々とした軸を選ぶ方がベスト♪
写真左側の巨峰のように軸が茶色く枯れてしまっていると、それだけ時間が経っていて鮮度が落ちていることがわかります。
見分けるポイント③お気に入りの農家さんを見つけて直接買う・聞く
見分けるポイントを2つあげましたが、いずれも「鮮度を見分ける」のが大きなポイントでした。
実は、巨峰は見た目から「これは甘い」と美味しさを完璧に予想するのは難しいんだそうです。
よって、スーパーでは鮮度は見分けられても好みに合わない味の巨峰に出会う場合も(泣)。
農家さんと直接やりとりできるサイトや現地で買い、お気に入りの味を見つけてそこから買う方法もひとつの手だそうです。
この方法なら、スーパーで吟味せずとも毎年安定して美味しい巨峰が食べられますね♡
今まで農家さんから買う機会はなかったのですが、動画内でナオ先生が言っていたように、農家さんと直接やり取りができるサイトを探してぜひこの秋注文してみたい……!
目指せ巨峰マスター!ぜひ試してみて♪
今回は、FRUIT GARDEN 山口果物さんが公式YouTubeで紹介していた「美味しい巨峰の見分け方」を実践してみました。
味までは見極められなくても、鮮度は「軸(枝)」を見ればよいことを学びました。
改めて専門家の知識を知ると「なるほど!」と思うことや「知らなかった!」と驚くことがいっぱいで、今後はスーパーで巨峰を自信持って選ぶことができそうな気がしています。
また、スーパーだけでなく農家さんから直接買うという選択肢もぜひ試してみたいと思います。
知っていれば必ず役に立つ知識なので、ぜひみなさんも実践して美味しい巨峰を味わってみてくださいね!