10秒しか加熱しない?驚きのカボチャ料理
日本テレビ『沸騰ワード10』で伝説の家政婦・タサン志麻さんが紹介した「カボチャのラペ」。北川景子さんの夫・DAIGOさんが離乳食を作った際に余りがちのカボチャを使った料理をリクエストして編み出されました。
カボチャは半分でも家庭で使うには大きいので、調理のバリエーションが欲しいですよね。
ラペといえばにんじんを使ったもののイメージがまずあって、おしゃれだけど、味付けは難しい副菜だと思っていました。
今回は材料3つだけなのに、複雑な味わいになるので必見です。
タサン志麻さん「カボチャのラぺ」の作り方
材料(3~4人分)
- カボチャ...1/4個(300g前後)
- ポン酢...大さじ3
- オリーブオイル...大さじ2
※番組では分量が公開されていなかったので、実際に使用した量を記載しています。
※家にあったカボチャを利用したため、種がない状態で265gでした。
作り方①生のカボチャを細切りにする
種をとったカボチャは、緑の部分を少し残すくらい軽く皮をむきます。私はピーラーで軽く削るようにしました。
続けて、5mmくらいの細切りにしてください。
作り方②カボチャをサッと茹でる
お湯を沸かして、カボチャを10秒間茹でます。
時間が短くて驚きますが、ざるに上げてから余熱が入るのでご安心ください。
細く切ったら想像以上にカボチャのかさが増えるので、大きめの鍋を用意しましょう。
作り方③味を付ける
カボチャの水気が切れて粗熱が取れたら、ボウルに移してポン酢とオリーブオイルを加えます。
志麻さんはポン酢とオリーブオイルをしっかり混ぜてから加えたようですが、家庭では分離してしまうので、ポン酢で味をつけてから最後にオリーブオイルを合わせました。
カボチャの甘みを生かしたおしゃれ味
シャクシャクした食感でサラダ感覚。茹で時間が10秒だけというのは心配でしたが、余熱のおかげか生のゴリゴリ感はありません。
カボチャを食べているとは思えず、頭と口の感覚が一致しなくて少し面白かったです。
手で切っているので分厚いところはかため、薄いところは火が通ってほっくり。歯が弱い方や子どもがいる場合は、薄めか細めがよいかもしれません。
ポン酢を使っていますが、思ったほど和風ではありませんでした。カボチャの甘さとポン酢の酸味でマリネっぽい感じです。
黒胡椒を追加すると味が引き締まって私好みでした。スパイスが入ると一気にデパ地下のデリ風になりますよ。
生カボチャの千切りは道具に頼ろう
生のカボチャを細切りにするのは、想像していた以上に大変でした。
もしにんじんシリシリ用のピーラーやスライサーがあればぜひ使ってください。
ただしどの道具を使用しても、カボチャはかたいので切るときは気をつけてください。
使用するピーラーやスライサーによって細さや厚さが変わるので、茹で時間を調整して作ってみてください。
煮物だけじゃないカボチャの魅力
煮物などホクホクしたイメージのカボチャの新しい一面を感じられるレシピでした。
色味も鮮やかでおしゃれな味なので、特別な日のサイドメニューにもぴったり。
翌日に食べるともっと味がなじむので、多めに作るのもおすすめです!
家にカボチャがあって、いつもと違う一品を作りたいときにぜひ試してみてください。