おうちで本格中華気分を味わえる一品に挑戦!
今回作ってみたのは、テレビ朝日『タモリ倶楽部』でタモリさんが紹介した「中華風厚揚げうま煮」です。
タモリさんといえば料理がとても上手く、テレビ番組内で自慢の腕をふるっている姿が印象的ですよね。
そんなタモリさんが紹介するレシピが、美味しくないわけない!と、真似して作ってみることにしました。
タモリさん「中華風厚揚げうま煮」の作り方
材料(2人分)
・ししとう…1パック
・厚揚げ…1枚
・豆板醤…小さじ1
・甜麺醤…大さじ1 ・XO醤…大さじ1
・酒…少々
・ごま油…大さじ1
XO醤は、干し貝柱や干しエビ、金華ハムなどの高級食材から作られた、みそ風味の中華調味料。
正直、全然馴染みがない調味料でしたが、いわゆる旨みエキスの塊なので、少し入れただけで味のグレードがぐーーんとアップします!
チャーハンや焼きうどんの隠し味にも使えるようなので、常備して損はないと感じました。
作り方①合わせ調味料を作る
豆板醤、甜麺醤、XO醤、酒を混ぜ合わせ、合わせ調味料を作ります。
豆板醤の量で辛さが決まるので、辛いものが好きな方はお好みで調整してください。
作り方②材料を切る
厚揚げを一口大に切り、ししとうのへたも切って除いておきましょう。
作り方③材料を炒める
フライパンにごま油をひき、厚揚げとししとうを炒めます。
それぞれの食感を引き立たせるためにも、先に厚揚げをカリッと炒め、後からししとうを加えてください。
ししとうの破裂を恐れている方(私も)は、炒める前に爪楊枝などで1〜2箇所に穴を開けておくと、リスクを下げられますよ。
作り方④合わせ調味料を絡める
材料を炒めたフライパンに、①で作った合わせ調味料を加えてさらに炒め、味を絡めます。
調味料が具材に馴染んだら、お皿に盛り付けて完成です!
【実食】一口食べると旨辛味のとりこに!
ししとうの鮮やかな緑色に惹かれて、パクッと食べた次の瞬間……無言で火を吹きました。一発目にして、当たりのししとうを引き当てたようです。
口の中が落ち着いたところで、気を取り直して厚揚げを口に運びます(ししとうを避けてる〜!)。
これは……本格的な中華だ!
旨みがたっぷりと詰まったXO醤が、味を格上げしているのでしょう。うちの築37年アパートのキッチンで出せる味じゃないんですよ。
「突然現れた陳健一さんが、作ってくれた」なんて大嘘が、まかり通ってしまいそうな味わい。
ぷりっとやわらかい厚揚げに、ピリ辛味の中華風タレがよく絡んでいます。ししとうのほろ苦さもほどよいアクセントになり、お箸が止まりません!
「豆板醤」「甜麺醤」「XO醤」の瓶に記載された原材料を見てみると、あれこれたくさんの食材が入っていますし、豆板醤と甜麺醤は発酵調味料。
ちょろっと入れるだけで、深みのある味わいを作り出せるのも納得です。
そして、このレシピの注目すべき点は、調理の手軽さ。手際の悪い私でも、5〜6分程度で完成しました。「あと一品、何作ろう?」と迷ったときにもおすすめですよ。
ただ、一つ疑問に思った点が……これは本当に「うま煮」なのでしょうか(小声)。
炒め物と思えてなりませんが、レシピ考案者のタモリさんがうま煮だと言ったらうま煮なんです。
タモリさんのご自慢レシピをご賞味あれ!
今回は、料理上手で有名なタモリさんのご自慢レシピ「中華風厚揚げうま煮」をご紹介しました。
食材のアレンジも効くので、冷蔵庫の余り野菜を使えて節約にもぴったりですよ。気になった方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。