風邪を引いたときのおむつが多くなる
子どもたちが風邪を引いたときは、おむつの量が普段より多くなりました。普段のおむつの量は、1日1人約7個で、3人分だと1日約21個使います。しかし風邪を引くと下痢になることがあり、30個近くのおむつが必要になることもあったのです。
私はいくつか対策をしてみました。まず、大きな可燃ゴミ用のゴミ袋が入る大きなゴミ箱を買ってみましたが、フタをしていても臭いが漏れてあまり効果はありませんでした。次に脱臭効果があると言われているコーヒーの粉を一緒に捨ててみたり、におわない袋を購入してみたりしましたが1週間分だとそれほど改善できず……。
集合住宅なので外にゴミを置いておくわけにもいかず、消臭剤も置いてみましたが、おむつ臭と消臭剤のにおいが混ざって気分が悪くなったこともありました。
友人に教えてもらった目からウロコの解決策
同じ地域に住む育児中の友人と連絡を取り合っていると、おむつ臭の話題になりました。なんと友人は可燃ゴミの収集を増やしてほしいと、市役所に問い合わせたそうです。すると、申請するとおむつのみのゴミの収集をおこなってくれるとのこと。
私はさっそく市役所に行き、申請することに! 申請の書類には、「子どもが3人おり、使用済みの紙おむつが大量に出るので回収を希望する」といった申請理由を書きました。特に条件はありませんでしたが、子どもの出生届などがきちんと登録されているか、市役所の方が子ども課との確認をおこなっていました。
そして、申請した翌週から可燃ゴミの3日後におむつのみの収集をしてくれることになったのです!
おむつのみのゴミの出し方は、可燃ゴミ用のゴミ袋におむつのみを集めて、回収日の当日に大きなゴミ箱の中に入れて自宅前に置いておきます。ゴミ箱に市役所でもらった「福祉収集対象ゴミです」の張り紙をはっておくと、収集してくれるという仕組みです。
1週間に2回おむつを捨てられるようになり、おむつ臭もそれほど気にならなくなり快適になったのでした。
自分でなんとか解決しようとしていましたが、困ったときはどんなことでも相談したり調べたりすることが大事だと改めて思えた出来事となりました。今では3人ともおむつが取れ、あの強烈なおむつ臭を体験することはもうないのかと思うと貴重な時間だったなとも感じます。
※ごみ収集の制度は自治体により異なります。
著者:北川さくら/30代女性/2018年生まれの男の子、2019年生まれの双子の女の子を子育て中のママ。幼稚園を2年、認定こども園を2年の勤務経験あり。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)