「手づくりトマトケチャップ」を使った朝食レシピ
NHK『きょうの料理』で料理家・栗原はるみさんが「手づくりトマトケチャップ」と、それを使った「朝食プレート」のレシピを紹介していました。
ケチャップをトマトから作るのは難しそうと思いがちですが、実は作ってみると意外と簡単。
しかも、アレンジ万能なケチャップなので、「朝食プレート」に使用して余った分は、他の料理にも使えます!
栗原はるみさん「手づくりトマトケチャップ」と「朝食プレート」の作り方
材料
【手づくりトマトケチャップ】(つくりやすい分量)
- トマト (赤く熟したもの)…2~3個(400g)
- たまねぎ…1/4個(50g)
- トマトピュレ…大さじ3~4
- ホワイトバルサミコ酢…大さじ1/2
- 砂糖…大さじ1/2~1
- 塩…少々
【朝食プレート】(1人分)
- ウインナーソーセージ (大)…1本
- キャベツ (せん切り)…100~200g
- 卵…1~2個
- 食パン…1枚
- フルーツトマト…2個
- 手づくりトマトケチャップ…カップ1/2
- サラダ油…適量
- バター…10g+適量
- 塩…適量
- こしょう…適量
※最寄りのスーパーにホワイトバルサミコ酢がなかったため、バルサミコ酢を使用しています。また、ウインナーソーセージ (大)は、一般的なサイズのウインナー2本で代用しました。
それでは作ってみましょう!
作り方①トマトケチャップ作りの下準備をする
トマトはヘタを取って反対側に十文字の切り込みを入れ、沸騰したお湯に入れます。皮がはじけたら冷水に取り、水気をきって皮をむいたらザク切りにします。
切り込みを入れた方はすぐに皮がはじけてきますが、ヘタ側は意外と皮が剥がれにくかったです。ヘタ側の様子も確認してから冷水に取るようにしましょう。
たまねぎはみじん切りにします。
作り方②カットしたトマトとたまねぎを煮る
下準備したトマトとたまねぎを鍋に入れ、弱火にかけます。煮立ったら蓋をして10〜15分加熱。
トマトから水分が出てくるため、焦げる心配はほとんどなさそうでしたが、時折混ぜながら煮てください。
作り方③トマトピュレとホワイトバルサミコ酢を入れてさらに煮る
蓋を取り、トマトピュレとホワイトバルサミコ酢を入れたら、さらに混ぜながら10~15分煮ます。火加減の指定はなかったため、筆者は弱火で加熱しました。
火を止め、砂糖と塩で味を調えて「手づくりトマトケチャップ」の完成です!
もし、この時点で水分が多ければさらに煮詰めます。
また、より滑らかなケチャップが好みの場合は、深めの容器に移し、ハンドブレンダーでかくはんするのがおすすめです。
粗熱が取れたら保存容器へ。冷蔵庫で2〜3日間ほど保存できます。
作り方④「朝食プレート」を作って盛り付ける
ウインナーソーセージは、サラダ油少々を熱したフライパンでパリッとするまで弱火で焼きます。
卵は溶きほぐして、塩・こしょう各少々で味を調えたら、サラダ油少々を熱したフライパンで焼いてスクランブルエッグに。
キャベツは、10gのバターを溶かしたフライパンでサッと炒め、塩・こしょう各少々で味を調えます。
食べる直前になったら、フルーツトマトを1cm角にカットし、「手づくりトマトケチャップ」とあわせてトマトソースに仕上げます。
トマトソースを作っている間に食パンをトーストしておくと、盛り付けがスムーズ。
スクランブルエッグ、ウインナーソーセージ、キャベツを盛りつけて、トマトソース適量をかけ、そこにバター適量を塗ったトーストを添えて完成です!
【実食】トマトの酸味と甘みがたまらないワンプレート
「手づくりトマトケチャップ」はトマトから作っているため、フレッシュ感があり、大満足の味わいです。
酸味と甘みのバランスがとれていて、ウインナーやスクランブルエッグとも相性抜群。
ゴロゴロ入ったフルーツトマトもあり、満足感はばっちりです。これは市販のケチャップに戻れなくなる予感……。
筆者はトーストに、おかずとケチャップをたっぷりトッピングして食べるのがお気に入りでした!
残ったケチャップは、後日豚肉とナスのソテーのソースに活用。どろっとしたソースはお肉とよく絡んで、濃厚な味わいに仕上がりました。
カフェ気分を味わえるモーニングを
少し手間がかかる「手づくりトマトケチャップ」ですが、まとめて作っておけば、数日間は日持ちします。
食べ応えがあり、ケチャップというより1つの副菜のような感じ。常備菜としてストックしておけば大活躍しそうです!