栗の皮むきは意外と難しくない!?
今回参考にしたのは、農林水産省の公式ページで紹介されていた「鬼皮のむき方」と「渋皮のむき方」。
恥ずかしながら私は食べる専門なので、栗の皮の仕組みすらいまいち分かっていませんでした。
どうやら、外側にあるかたい「鬼皮」と、可食部を覆っている薄い「渋皮」の2層に分かれるのだとか。
早速、鬼皮と渋皮のむき方をそれぞれご紹介しますね!
意外とハマる!?栗の鬼皮をむく方法
まずは、かた〜い鬼皮をむいていきましょう。
鬼皮のむき方①生栗を熱湯につける
まずはボウルに熱湯を張り、生栗を10分ほどつけます。
鬼皮のむき方②生栗に切れ込みを入れる
包丁を使い、座(底の部分)から頭に向けて切り込みを入れましょう。
真ん中にこだわらず、包丁の入りやすい場所を見つけて切り込みを入れるのが、何十個もむいた末に辿り着いたコツです!
滑りやすいので、平らな面を下にして、固定した状態で包丁を入れてくださいね。
鬼皮のむき方③手で鬼皮をむく
手で鬼皮をむきます。難しそうですが、最初のひとむきさえできればあとは簡単!
鬼皮がガポッと外れる感覚が、やみつきになりますよ。
ただしネイルをされている方は、利き手親指の爪のみ、リペアの予約を入れておきましょう。
ご褒美タイムまであと一歩!渋皮をむく方法
次に、渋皮を取り除きます。
渋皮のむき方①栗をゆでる
沸騰したお湯に鬼皮をむいた栗を入れ、1分〜2分ほどゆでましょう。
渋皮のむき方②栗を冷ます
火を止めて鍋から出し、手で触れるくらいの温度まで冷ましてください。
渋皮のむき方③渋皮をむく
手で渋皮をむきます。中には、渋皮が厚くなかなか取れないものもあったため、竹串や包丁を駆使してむきました。
黄金色の栗が出てきたら、栗むき完了です!あとは、栗食べ放題のご褒美が待ち受けています。
むいた栗を使って「栗と舞茸の炊き込みご飯」を作ってみた!
せっかくなので、秋の味覚を詰め込んだ炊き込みご飯を作ってみましょう。
材料(4人分)
- お米…2合
- 栗…12個ほど
- 舞茸…1パック
- にんじん…4〜5cm
- 黒胡麻…お好みで
【A】
- 薄口醤油…大さじ2
- 料理酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
作り方①具材を切る
栗はお好みのサイズに切り、舞茸は細かく割きましょう。にんじんは、千切りにします。
作り方②炊飯器にお米と【A】と水を入れる
洗ったお米を炊飯器に入れたら【A】を入れ、炊飯器の2合の目盛りまで水(分量外)を入れて、軽くかき混ぜます。
作り方③具材をのせて炊飯する
具材をのせて、炊飯しましょう。炊飯器に炊き込みご飯コースがある場合は、そちらを選んでください。
炊き上がったら、お好みで黒胡麻をトッピングして完成です。
※炊飯器の機種によっては調理に向かない場合があり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。
【実食】秋満載!栗と舞茸のご飯を食べてみた
炊飯器を開けた瞬間、嗅覚と視覚で秋の訪れを察知。
香りを楽しみつつ、できるだけ栗の形を崩さないように、ご飯と具をふんわりと混ぜましょう。
栗も舞茸もたくさん入れたので、どこを食べてもハズレなしの仕上がりです。
香ばしい醤油の風味で栗の甘みが引き立っているせいか、ゆで栗をそのまま食べたときよりも甘〜い!
舞茸の風味がもちもちのご飯にしっかりと染み込んで、深い旨みを生み出しています。
おにぎりにして、行楽のお弁当にしても良さそうですね!
秋を制したい人は栗むきにチャレンジ!
農林水産省の公式ページで紹介されていた、「鬼皮と渋皮のむき方」をご紹介しました。
スーパーで生栗を見かけても素通りしていたのですが、むくことに対するハードルが低くなったため、今後は毎年買ってしまいそう。
栗むきをしたことがないという方も、ぜひ挑戦してみてくださいね!