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赤ちゃんの生活が昼夜逆転している! どうすればいい?

この記事では、保育士の中田 馨さんが赤ちゃんの生活リズムついてお話しします。生後0~2カ月は朝と夜の区別がありません。生後3~4カ月ごろになるとだんだん区別がついてきます。生後4カ月になっても昼夜逆転が続くようなら、食事の時間やお風呂の時間を毎日ある程度同じ時間にするようにしましょう。

泣いている赤ちゃん

 

こんにちは、保育士の中田 馨です。子育ての悩みに多いことの1つに「赤ちゃんの生活リズムが昼夜逆転してしまうこと」があげられます。私の保育所は生後43日目から受け入れているので、夜寝られないママがヘトヘトになっている姿を見かけることがあります。夜に寝てくれないと本当につらいですね。どうして、赤ちゃんは昼夜逆転してしまうのでしょうか?

 

なぜ昼夜逆転するの? いつになったら落ち着く?

昼夜逆転するのは、生後0〜2カ月ごろの赤ちゃんに多いといわれています。どうして昼夜逆転するかというと「まだ、朝と夜の認識がない」からです。

 

たいていの場合、生後4カ月ごろになると落ち着いてきます。母乳(育児用ミルク)の飲む時間や午睡の時間も一定になってくるころなので、生活習慣を意識してみるといいですね。

 

もしも長く続くときは?

もし、昼夜逆転が長く続いたり、ある程度大きくなってから急に始まったときは以下の3つを見直してみましょう。

 

生活にメリハリをつける

生活の時間を、ある程度同じ時間にすることです。たとえば母乳(育児用ミルク)や離乳食の時間、遊ぶ時間、お昼寝の時間をある程度毎日同じ時間にすることで、生活のリズムがついてきます。遊ぶときはめいいっぱい遊び、長くお昼寝していたら自分で起きる前に起こしても大丈夫ですよ。

 

赤ちゃんに合わせた生活をする

大人の生活リズムに合わせていないか見直してみてください。夜遅くまでテレビの音が聞こえていたりすると、赤ちゃんが寝にくくなることもあります。赤ちゃんの生活リズムに大人が合わせることも大切ですよ。

 

寝室の環境を整えてみる

赤ちゃんが寝る部屋の温度を20~25度程度にして、部屋の明かりも暗くしましょう。「今から寝るんだよ」という環境に大人が持っていくこともとても大切です。

 

 

すぐには改善しないかもしれませんが、ずっと続くものではありません。赤ちゃんに合わせた生活リズムを少しずつ取り入れることから始めてみてくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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