赤ちゃん連れで公共交通機関を使って移動する際に、ぐずってしまって困った経験はありませんか? 私も移動中の赤ちゃんのぐずりに悩まされたママの1人です。さまざまなぐずり対策を試みた結果、わが子に有効だった方法を紹介します!
窓の外にいるワンワンを探すゲーム
もうすぐ2歳になる次男が0歳から1歳のころは、移動中に泣いてぐずってしまうことも多く、さまざまな対策を考えました。
1つ目は「好きなもの探しゲーム」です。次男は動物好きで、なかでも犬が大好きでした。そこでバスで移動しているときに試みたのが、窓の外を見て「散歩をしているワンワンがいるよ!」と話しかけて興味を引く作戦です。次男がキョロキョロと探し始めたところで、「ワンワンどこかな?」と探すゲームをスタートさせると、目を輝かせて窓の外を見てくれたので助かりました。
この方法は好きなものなら何でもいいので応用が効きます。鳥を探したり、キャラクターのポスターを探したりして楽しむことができました。
大人といっしょ!「つり革のおもちゃ」が活躍
1歳ごろの次男は大人のまねっこがしたい時期だったため、バスや電車に乗ると「つり革が持ちたい」とぐずることがよくありました。そこで移動中に「つり革のおもちゃ」を持参。兄弟を育てている先輩ママから、「座席に座ったままでも、つり革のおもちゃを出して握らせておくと、驚くほどいい子になるよ!」と聞いたので、実践しました。
このおもちゃは、バスや電車だけでなく、ベビーカーでの移動中にも重宝しました。「出発進行~!」なんて、かけ声をかけてあげると、うれしそうにつり革のおもちゃを握っていたことを覚えています。
セリフをアレンジしながら読む「しかけ絵本」
ゲームもおもちゃも通用しなくなったときに活躍したのは「絵本」です! しかも、普通の絵本では読むのが大変なので、「しかけ絵本」を持ち歩いていました。
しかけ絵本のいいところは、目で見て楽しめることです。文字を読む部分が少ないので、赤ちゃんひとりで集中してくれて便利でした。絵本遊びに飽きてきたら、しかけに合わせて、セリフをアレンジしながら読めることも、しかけ絵本のおすすめポイントです。犬の人形が付いた絵本や、めくるとキャラクターが飛び出してくる絵本など、さまざまな絵本を日替わりで持って移動していたほどです。
赤ちゃんとの移動は工夫が大切だとわかりました。ぐずりが心配な場合は、好きなものや興味があるものを事前に持ち歩くなどして乗り切りました。赤ちゃんによって性格もさまざまかと思いますが、性格に合ったぐずり対策を見つけられるといいですね。
著者:美容師・横田みお
3歳と1歳の男の子の母。美容師の資格を取得後、ヘアカラーリスト・アイリストとして活動。結婚と出産を経てライターに転向し、主に美容の専門知識や子育ての記事を中心に執筆。