秋の甘みが詰まったジャム作りに挑戦!
今回参考にしたのは、NHK『おはよう 関東甲信越』で、果物の魔術師・赤曽部麗子さんが紹介した「栗ジャム」のレシピです。
赤曽部さんは、さまざまな果物を使ったジャム作りを研究している方で、普段はジャム教室を開いたり商品プロデュースを手がけたりしているのだそう。
そんなジャムのスペシャリストによる「栗ジャム」レシピは、必見ですよ。
赤曽部麗子さん「栗ジャム」の作り方
材料(約480ml分)
- 栗…500g(正味)
- グラニュー糖…300g
- 水…250ml
- 水(追加分)…50ml
- ブランデー…小さじ1/2
- バニラビーンズ…3cm
作り方①栗をゆでる
大きめの鍋に洗った栗とたっぷりの水(分量外)を入れて中火にかけ、栗がやわらかくなるまで40分ほどゆでてください。
作り方②栗の中身を取り出す
ゆでた栗を包丁で半分にカットし、スプーンで中身を取り出しましょう。
作り方③栗とグラニュー糖をよく混ぜ合わせる
鍋に栗とグラニュー糖と水を入れて、火にかける前によく混ぜ合わせます。
作り方④火にかけてアクを取り除く
中火にかけて煮立ってきたら、アクと渋皮を取り除きます。
焦げ付かないように底の方からしっかりと混ぜつつ、10分ほど煮込みましょう。
作り方⑤ペースト状にする
フードプロセッサーで撹拌し、ペースト状にします。
作り方⑥風味をつける
ペースト状にした⑤を鍋に戻し入れましょう。水(追加分)とブランデー、バニラビーンズを加えたら、火にかけずによく混ぜます。
混ざったら弱火にかけ、プクプクと煮上がってきたら火を止めてください。
作り方⑦ジャムを瓶に詰める
煮沸消毒した瓶に熱いままの栗ジャムを9割ほど入れ、蓋をします。
1分経ったら蓋を緩めてください。
作り方⑧煮沸消毒して脱気する
鍋に瓶の肩まで浸る量の水(分量外)を張り、10分〜15分ほど煮沸消毒をします。
しっかり蓋を閉め直したら、完成!
※やけどをしないように、ゴム手袋、ふきんなどを準備しましょう。
【実食】栗の甘みが詰まったジャムに感動
スプーンにのせてそのまま食べてみると、口の中いっぱいに秋が広がる〜!
ペースト状なのに、栗のホクホクした食感が口の中で再現される不思議。栗ならではの甘みで、心がほっと癒されます。
お正月に食べる栗きんとんと、似たような味になるのでは?と予想していたのですが、これが大ハズレ。
バニラビーンズやブランデーを加えたことで、こちらのジャムは洋風に仕上がっています。
ジャムなので、バゲットにのせて食べてみましょう。
香ばしいバゲットと上品な甘みの栗ジャムは、驚くほど相性抜群。
パリッと焼き上げられたバゲットにのせることで、栗ジャムのなめらかな食感が際立ちます。
ときどき紛れ込んだ栗の粒が口にあたると、何だか得した気持ちに!食感を残したい方は、フードプロセッサーにかける時間を調整してみてください。
それにしても美味しすぎて、最初の一口が次の一口を呼び、さらに次の一口を……と、まるでドミノのような原理で食欲が加速します。
うっかり食べ切る前に、番組内で紹介されていた、マロンラテを作ってみました。
温めた牛乳と栗ジャムを混ぜ、シナモンや軽く泡立てた生クリームをトッピングすると、おしゃれなホットドリンクに。もうカフェやん。
飲み物なのですが、栗の優しい甘みを存分に堪能できるので、もはやデザート並の満足感です。
寒い季節の、テレビタイムやデスクワークのお供に、ぜひ試してみてくださいね!
この秋は手作りの栗ジャムを冷蔵庫に!
今回は、果物の魔術師・赤曽部麗子さんが紹介した、栗ジャム作りに挑戦してみました。
手間はかかりますが、一度作れば瓶の蓋を開けるだけで、本物の栗の甘みを満喫できるのが、嬉しいですよね。
食欲の秋をより一層楽しみたい方は、ぜひ挑戦してください!