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【"果物の魔術師"は「栗の皮を剥かずに」こう食べる!】「その手があったか」ドミノのように食欲加速

こんにちは、栗を英語に訳すと「モンブラン」だと思っていた、ライターの井野真利子です(正しくは「チェスナット」でした)。

栗好きの方が心待ちにしていた、秋がやってきました!

大人気の栗ですが、あの優しい甘みに反して、食べるまでの道のりがとてつもなく険しいのが、ちょっと敬遠したくなるポイントですよね。

そこで今回は、皮剥きの手間を大幅に削減した、栗ジャムのレシピをご紹介します!

 

秋の甘みが詰まったジャム作りに挑戦!

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

今回参考にしたのは、NHK『おはよう 関東甲信越』で、果物の魔術師・赤曽部麗子さんが紹介した「栗ジャム」のレシピです。

 

赤曽部さんは、さまざまな果物を使ったジャム作りを研究している方で、普段はジャム教室を開いたり商品プロデュースを手がけたりしているのだそう。

 

そんなジャムのスペシャリストによる「栗ジャム」レシピは、必見ですよ。

 

赤曽部麗子さん「栗ジャム」の作り方

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

材料(約480ml分)

  • 栗…500g(正味)
  • グラニュー糖…300g
  • 水…250ml
  • 水(追加分)…50ml
  • ブランデー…小さじ1/2
  • バニラビーンズ…3cm

作り方①栗をゆでる

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

大きめの鍋に洗った栗とたっぷりの水(分量外)を入れて中火にかけ、栗がやわらかくなるまで40分ほどゆでてください。

 

作り方②栗の中身を取り出す

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

ゆでた栗を包丁で半分にカットし、スプーンで中身を取り出しましょう。

 

作り方③栗とグラニュー糖をよく混ぜ合わせる

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

鍋に栗とグラニュー糖と水を入れて、火にかける前によく混ぜ合わせます。

 

作り方④火にかけてアクを取り除く

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

中火にかけて煮立ってきたら、アクと渋皮を取り除きます。

 

焦げ付かないように底の方からしっかりと混ぜつつ、10分ほど煮込みましょう。

 

作り方⑤ペースト状にする

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

フードプロセッサーで撹拌し、ペースト状にします。

 

作り方⑥風味をつける

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

ペースト状にした⑤を鍋に戻し入れましょう。水(追加分)とブランデー、バニラビーンズを加えたら、火にかけずによく混ぜます。

 

混ざったら弱火にかけ、プクプクと煮上がってきたら火を止めてください。

 

作り方⑦ジャムを瓶に詰める

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

煮沸消毒した瓶に熱いままの栗ジャムを9割ほど入れ、蓋をします。

 

1分経ったら蓋を緩めてください。

 

作り方⑧煮沸消毒して脱気する

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

鍋に瓶の肩まで浸る量の水(分量外)を張り、10分〜15分ほど煮沸消毒をします。

 

しっかり蓋を閉め直したら、完成!

 

※やけどをしないように、ゴム手袋、ふきんなどを準備しましょう。

 

【実食】栗の甘みが詰まったジャムに感動

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

スプーンにのせてそのまま食べてみると、口の中いっぱいに秋が広がる〜!

 

ペースト状なのに、栗のホクホクした食感が口の中で再現される不思議。栗ならではの甘みで、心がほっと癒されます。

 

お正月に食べる栗きんとんと、似たような味になるのでは?と予想していたのですが、これが大ハズレ。

 

バニラビーンズやブランデーを加えたことで、こちらのジャムは洋風に仕上がっています。

 

ジャムなので、バゲットにのせて食べてみましょう。

 

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

香ばしいバゲットと上品な甘みの栗ジャムは、驚くほど相性抜群。

 

パリッと焼き上げられたバゲットにのせることで、栗ジャムのなめらかな食感が際立ちます。

 

ときどき紛れ込んだ栗の粒が口にあたると、何だか得した気持ちに!食感を残したい方は、フードプロセッサーにかける時間を調整してみてください。

 

それにしても美味しすぎて、最初の一口が次の一口を呼び、さらに次の一口を……と、まるでドミノのような原理で食欲が加速します。

 

うっかり食べ切る前に、番組内で紹介されていた、マロンラテを作ってみました。

 

赤曽部麗子さん「栗ジャム」

 

温めた牛乳と栗ジャムを混ぜ、シナモンや軽く泡立てた生クリームをトッピングすると、おしゃれなホットドリンクに。もうカフェやん。

 

飲み物なのですが、栗の優しい甘みを存分に堪能できるので、もはやデザート並の満足感です。

 

寒い季節の、テレビタイムやデスクワークのお供に、ぜひ試してみてくださいね!

 

この秋は手作りの栗ジャムを冷蔵庫に!

今回は、果物の魔術師・赤曽部麗子さんが紹介した、栗ジャム作りに挑戦してみました。

 

手間はかかりますが、一度作れば瓶の蓋を開けるだけで、本物の栗の甘みを満喫できるのが、嬉しいですよね。

 

食欲の秋をより一層楽しみたい方は、ぜひ挑戦してください!

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター井野真利子

    手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。

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