この秋、比較的価格が安定しているのは「かぼちゃ」
教えてくれたのは・・・野菜の目利きのプロ、本多 諭(ほんださとし)さん
大田市場で野菜の仲卸業を70年以上営む、家業の株式会社大治(だいはる)に入社。平成28年に代表取締役社長に就任。
青果物の流通のプロとして産地の開拓など「質の良い野菜」にこだわり、旬野菜やトレンド野菜についても広い知見の持ち主。野菜の目利きのプロとしてメディア取材も多数経験。
この秋、かぼちゃが推し野菜のワケ
本多 諭さんに、この秋にかぼちゃがおすすめの理由と、見分け方を聞いてみました!
代表的な秋の味覚のかぼちゃ。9月から10月にかけて北海道産のかぼちゃ出荷が始まるので価格が安定します。甘みも増しておいしくなるのでまさに旬をたのしむ野菜としておすすめです。(本多さん)
おいしいかぼちゃの見分け方
①緑色が濃く、ずっしり重量感があり、形が整っているものを選びましょう。(本多さん)
②かぼちゃは収穫後しばらく熟成させたものの方がおいしくなります。ヘタのまわりがくぼんでいたり、ひびが入っていたりするもの、あるいはコルクのように乾燥しているものは熟成しており、おすすめです。(本多さん)
なるほど、ひびが入っているものはハズレのような印象がありますが、実は熟成しておいしいかぼちゃなのですね!
かぼちゃレシピ「かぼちゃとまいたけと鶏肉の深ごま炒め」
画像提供:キユーピーサラダファーストプロジェクト
最後に、キユーピーさんがおすすめする、「かぼちゃ」を使った時短レシピをご紹介します!
一皿で主役級のレシピなので、ボリューム&満足感も得られます。
材料(2人分)
- かぼちゃ...100g
- まいたけ...1パック(100g)
- 鶏むね肉...1枚(180g)
- おろししょうが...小さじ1
- 片栗粉...大さじ1
- 塩...少々
- こしょう...少々
- ごま油...大さじ1
- キユーピー 深煎りごまドレッシング...大さじ3
作り方
- かぼちゃはワタと種を取り、厚さ5mmの薄切りにする。さっと洗い、ぬれたまま耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけてレンジ(600W)で約1分加熱する。
- まいたけは小房に分ける。
- 鶏むね肉はひと口大のそぎ切りにし、薄く片栗粉をまぶす。
- フライパンにごま油をひいて熱し、おろししょうがと③を入れて炒め、鶏肉の色が変わったら、塩・こしょうをする。①と②を入れてさらに炒め、ドレッシングを加えて味をからめる。
かぼちゃは煮物にするイメージが強いですが、炒め物でも大活躍するようですね!
ぜひ、選び方とレシピを参考に、かぼちゃを召し上がってみてはいかが?