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「お互いさま」じゃ済まない?家族6人マンション暮らしのわが家。ある日突然、警察官が訪ねてきて!?

私は夫と子ども4人と、2LDKのマンションで6人暮らしをしていました。子育て世帯と夫婦だけの世帯が半々ほど住んでいるマンションだったのですが、ある日、突然わが家に3人の警察官が現れたのです。その理由とは……!?

家族6人で暮らす2LDKのマンション生活

マンションで階下に住む顔見知りのママさんたちに会うと、「いつも子どもが騒がしくてすみません」と謝ることがありました。ほとんどの方は「お互いさまですよ」とやさしく応じてくださり、私もホッと安心していました。

 

わが家の5歳、4歳、生後11カ月の双子の子どもたちは朝から晩まで元気いっぱい。どんなに静かにするように伝えても部屋中を走り回って大声で遊び続け、どうすればいいのか困惑する日々でした。

 

私は途方に暮れてしまい、騒がしい子どもたちをただ見守るだけのことが多かったのです。

 

そんなある日、突然、玄関のインターホンが鳴りました。ドアを開けると、そこには3人の警察官が立っていたのです。

 

 

警察官の訪問で気付かされた現実…!

警察官は「マンションの住人から、子どもがうるさいという通報がありまして……」と説明。心臓がバクバクし、申し訳なさと罪悪感で胸がいっぱいになりました。


警察官は「お子さんが多いので大変だとは思いますが、できるだけ静かにお願いします」と丁寧に伝えてくれましたが、その瞬間、私たちがいくら配慮しても、実際に「うるさい」と感じる住人がいることを痛感。

 

以前から床に防音シートを敷くなどの対策をしていましたが、この出来事をきっかけに、防音対策を強化。子どもがいる日中は窓を開けず、床には厚手の防音シートを追加するなど、騒音を少しでも軽減できるよう努めました。

 

完璧に騒音を抑えるのは難しいものですが、それでも、周囲に迷惑をかけないように最善を尽くしました。

 

 

その後、警察が訪れたり、管理会社から注意を受けたりすることはありませんでしたが、最終的には部屋が手狭になったこともあり、私たちは一戸建ての家へ引っ越すことに。マンション生活では「お互いさま」と思ってくれる人もいれば、騒音に敏感な人もいるという現実を知り、住環境に配慮することの大切さを改めて実感させられました。

 

現在の住まいは隣近所の家と離れているため、子どもたちが騒いでも迷惑をかける心配はありません。家族の成長と共に住む場所を見直し、より快適な環境を選んでいくことが必要だと感じた出来事でした。

 

 

著者:岩下カナコ/40代女性/2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。

イラスト:キヨ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

 

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