第1子は男の子だった私へ義父が衝撃発言
その日は月に1度の恒例となっている、義実家で食事をする日でした。何気ない時間を過ごしていたのですが、急に2人目の子どもの話題に。
すると、義父から「次は女の子で頼むよ! 女の子しか受け付けないから」と冗談交じりで言われたのです。私は、”受け付けない”という言葉にあぜん……。
夫や義母は、義父が言うことに言い返すことはありません。そのため、2人とも黙ってうなずいていました。当時の私は2人目を考えていない時期だったため、義父の言葉は受け流すことに。
2人目を妊娠した私に義父は再び…
その後、2人目の妊娠が判明。性別はまだわからない状況で、2人目の妊娠を報告しに行きました。
新たな命を授かったことを喜びつつも、義父は再び「女の子だといいね。というか、女の子しか受け付けないから! だって桃の節句もしてみたいじゃん?」と言ってきたのです。
笑いながらでしたが、あまりにもひどい言葉に、私は「そうですね」ということで精いっぱいでした。帰宅後、夫に「性別のことをいろいろ言われるのは不快だ」と伝えましたが、「そうだね」というだけで、直接義父へは言ってくれませんでした。
生まれた子は男の子。義父の反応は?
結局、2人目の性別は男の子。生まれてから性別を知りたいという義両親からの要望で、出産するまで性別を伝えませんでした。
生まれてから、夫が義父に性別を伝えたところ「無事に生まれてよかった」と言ってくれ、性別のことは特に何も言われずホッとしました。
妊娠中は「男の子だったから、かわいがってもらえなかったらどうしよう」「次男に対しても、また心ない言葉を言われるのではないか」と悩んでいましたが、今となっては兄弟で仲良く遊んでくれていますし、義父もかわいがってくれているので、ありがたく思っています。しかし、「次こそは女の子を」という言葉は、今でも義父から言われ続けています……。
佐々木しおり/30代女性/2018年と2022年生まれの男の子のママ。長男とK-POPの推し活中。自然に囲まれながらの育児体験を中心に執筆している。
イラスト:ミロチ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)