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いつもやさしい義母が豹変「二度と来るな!」 怒りの裏に隠された深い愛情とは?涙の離婚劇

私は30代のパート主婦です。夫とは仕事場で出会い、彼からの猛アプローチを受けて結婚しました。子どもはいませんが、二人で穏やかに暮らしています。

義実家は、自宅から5分のところにあり、料理上手な義母から料理を教わる「お義母さんの料理教室」が私の楽しみです。

 

義母に隠していた悩み

実の両親は私には興味を持たず今は疎遠になってしまったので、義両親の温かさが心地良いです。ある日、義母とお昼を食べていると「何か悩んでることがあるんじゃないの?」と声をかけてくれました。

 

事実、私は夫の行動に悩んでいました。最近、彼の残業や休日出勤が増え、帰宅時には女性の香水の香りがすることがあります。彼のスーツのポケットから高級ホテルのディナーレシートが見つかりました。

 

夫の浮気はほぼ確実でしたが、離婚することで大好きな義両親との関係が終わるかもしれないと思うと、義母に悩みを打ち明けることができませんでした。それでも義母は「悩みごとがあればいつでも相談して。また遊びにきてね。ここはあなたの家でもあるんだから」とやさしく言ってくれました。

 

ある日、突然義母の態度が豹変して…

数日後、再び義実家を訪れたとき、義母の態度が一変していました。「二度とくるな!」と強い口調で言われてしまったのです。戸惑いながら理由を尋ねると、義母は夫が他の女性と腕を組んで歩いているのを見たと明かしてくれました。

 

「私たちは家族なのに、相談もしてくれないなんて……」「抱えきれないことは、ひとりで抱えないで相談してほしかった」と言い、悩みを打ち明けなかった私にわざと強い口調で打ち明けるよう言ってくれたのでした。

 

義母は私の心の重荷を感じ取り、私の代わりに怒ってくれていました。義母のやさしさを再認識し、涙が溢れました。

 

義両親の強い想い

義母は「あんな人間、うちの息子じゃない」と憤り、私が離婚を考えていることを知ると、すぐに賛成してくれました。義両親は夫を呼び出し、私はこれまでの証拠を示し、義父は夫の不貞の写真を突きつけました。

 

夫は慌てて「遊んでいただけだ」と言い訳しましたが、私はもう決心がついていました。離婚という結論に達し、夫とその女性からは慰謝料を受け取ることになりました。

 

新たなスタート

離婚後、私は新しい家を借り、パートから正社員で働ける仕事に転職しました。義両親は「これからも実の娘のように思っているよ。いつでも遊びに来て」と言ってくれているので、義実家の近くにマンションを借り、新生活を始めました。

 

結婚生活はうまくいきませんでしたが、義両親との素晴らしい出会いには変わりありません。この大切な縁をこれからも大事にしながら、前向きに生きていこうと思います。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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