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「陣痛が遠のいたわ…」出産直前に家族トラブル連発!急きょ義母を呼び出すことになった理由とは!?

三男の出産予定日に陣痛が来て、産婦人科に入院したときの驚きのエピソードです。家族で過ごしやすいように和室タイプの病室を選び、陣痛が強くなるのを待っていたところ、出産に立ち会うために夫が長男と次男を連れて来てくれたのですが……。出産どころではなくなってしまうくらい、とんでもない事態が起きたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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院内で次男が流血! 何があったの!?

陣痛の間隔がまだ長かったため、3歳の長男は私がいる病室に残り、夫は1歳の次男を連れて院内のキッズスペースへ。しばらくすると2人が戻ってきたのですが、次男が顔から結構な量の出血をしていてビックリ!

 

夫に話を聞くと、病室へ戻ろうとしたものの、言うことを聞かない次男に手を焼いた夫が、とっさにズボンの腰部分を引っ張ったところ次男が倒れてしまい、顔面を床に強打したのだそう。次男は口元から流血してしまい、ティッシュで血を拭きながら慌てて病室に戻ってきたと言います。

 

出血している部分をチェックすると、口の中も外も血が出ていました。よく見ると、口を閉じた状態で下の歯をぶつけたため、下唇より少し下の皮膚が貫通してしまい、穴が開いていたのです!

 

慌てて看護師さんを呼び、簡単な止血処置はしていただきましたが、細かい処置はできないとのことで最寄りの形成外科を探してくださいました。

 

 

え、あなたまで…!?

次男の止血処置が終わりかけた矢先、次男を抱いて座っていた夫がフラーッと後ろに倒れてきました。もともと血に弱い夫。罪悪感や緊張感も重なりめまいを感じたようで、看護師さんに支えられ、陣痛が来ている私の横に寝かされました。なぜか夫が血圧測定をされている、という不思議な状況に……。

 

その後、血圧が正常に戻った夫は、すぐに自分で運転して次男を受診させると言い出したので、私はまたまた大慌て。なんとか阻止して、同じ市内に住む義理の母に来てもらい運転は任せ、夫は同乗するかたちで形成外科へ向かうことになりました。

 

気づけば陣痛が遠のいていた…

次男の流血騒動であたふたし、気づいたときには陣痛の間隔は大幅に長くなっていました。そのまま出産は翌日に持ち越し、陣痛促進剤での出産となったのです。

 

そして、次男の口の中は数針縫う処置をされ数日でふさがりましたが、外側の傷痕は少し残ってしまいました。

 

夫をなるべく責めないよう配慮しつつ、子どもは頭が重いので変な場所を引っ張るとバランスを崩して危険であることを夫婦で再確認したのでした。

 

 

陣痛が遠のいたのは、おなかの中の三男が「もう少し落ち着いた状況で生まれたいよ~」と思ったからかもしれません。翌日、とても穏やかな環境で生まれてきてくれたのでよかったです。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:佐藤あづき/40代女性/2009年、2011年、2013年生まれの男の子3人と2018年生まれの女の子の計4人の子どもの母。医療職に従事している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

 

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