リュウジさんの至高のレシピはプロ顔負け!
今回作ってみたのは、TBS系列『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で、料理研究家・リュウジさんが紹介した「至高のおこわ」です。
リュウジさんのレシピといえば、さっと作れる簡単なものが多いのですが「至高シリーズ」は、ひと手間かけたものが多め。
その分、プロ顔負けの味を再現しているとのことで、そのクオリティは期待を裏切りません。
リュウジさんご自慢の本格派のレシピを、ぜひチェックしてください。
リュウジさん「至高のおこわ」の作り方
材料(3〜4人分)
- 米…2合
- 切り餅…1個
- かつお節…3g
- 油…小さじ2
【具材】
- たけのこ(ゆで)…60g
- しいたけ…70g
- にんじん…50g
- 油揚げ…1枚
- 豚こま肉…140g
【A】
- しょうゆ…大さじ1.5
- みりん…大さじ3
- オイスターソース…大さじ1
- 酒…大さじ1
- うま味調味料…4振り
- 塩…小さじ1/3
作り方①かつお節を粉状にする
耐熱容器にかつお節を入れ、600Wの電子レンジで約40秒加熱します。
水分が飛んで崩れやすくなったかつお節を手で揉み、粉状にしてください。
※乾燥したかつお節を電子レンジで加熱しすぎると発火の怖れがあります。加熱中は目を離さず、加熱しすぎないようにご注意ください。
作り方②具材と切り餅を切る
具材を切りましょう。切り方は、以下の通りです。
- 豚こま肉…細かく切る
- しいたけ…石づきを切り落とし、かさは薄切りに、軸は細かく切る
- たけのこ、油揚げ…細切りにする
- にんじん…千切りにする
- 切り餅…10等分に切る
作り方③具材を炒める
フライパンに油を入れて熱し、たけのこ、にんじん、しいたけ、油揚げ、豚こま肉を炒めましょう。
このとき、具材に焼き色をつけるのが香ばしく仕上げるポイントです。
作り方④具材に味付けをする
具材に焼き色がついたら【A】の調味料を加え、①のかつお節粉も入れて炒めます。
水分が飛ぶまでよく炒めてください。
作り方⑤炊飯器にセットする
洗ったお米を炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水を注ぎます。
そこに、切り餅を散らすように入れましょう。
切り餅の上に、先ほど炒めた具材をのせて炊飯します。
作り方⑥炊き上がったらよく混ぜる
炊けたら、ご飯と切り餅を馴染ませるようによく混ぜて完成です!馴染ませることで餅米のようになります。
【実食】もちもち&具材ゴロゴロのおこわを食べてみた!
炊きたてのおこわを早速食べてみたところ……食べ過ぎる未来を確信。
もちもちご飯の中に時折訪れる、たけのこのシャキシャキ食感がクセになり、私の意思とは関係なく箸の動きが加速します。
旨み要因のしいたけも良い味を出していて、かつお節粉の香ばしい風味と相性抜群!
オイスターソースの旨みも効いていて、中華感をぐんと底上げしています。
アニメ『ちびまる子ちゃん』の中で、食いしん坊の小杉くんがご飯の入った炊飯器を抱えて逃走する名シーンがありますが、今の私はきっと彼と同じ気持ち。
独り占めするために、炊飯器を抱えて走り出しそうになりました。
冷えたご飯はあまり好きではないのですが、これは冷めても美味しい!
むしろ、味が馴染んでもちもち感がアップし、よりおこわ感が増すので、おにぎりやお弁当にするのも良いですね。
具材が大きめですが、ご飯の部分がもっちりとしていて粘度が高いため、しっかり形を保ちなかなか崩れません。
おにぎりを頬張りながら考えていたのですが、美味しさの要因はきっと「焼き目」です。
具材にある程度火が通ったら、動かさずに焼き目をしっかりつけたことで、香ばしい風味に仕上がりました。
みなさんも至高のおこわを作る際には、焼き目と焦げ目の絶妙なラインを狙ってみてくださいね。
食べごたえ抜群の「至高のおこわ」をお試しあれ!
今回は、リュウジさんの「至高のおこわ」をご紹介しました。もち米やせいろを使わず、本格おこわがあっという間に完成。
このおこわがあれば凝ったおかずはいらないので、忙しい日の献立にもぴったりですよ。
※炊飯器の機種によっては調理に向かない場合があり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。