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「孫をよこすまでいびり倒す」義母からの恐怖宣言→実の息子である夫が宣戦布告!強力な助っ人も参戦!

私は、第一子の出産をひかえた妊婦。ただでさえ初めてのお産は不安なのに、嫁いびりのひどい義母がストレスとなって襲いかかってきます。無痛分娩を選択したことも気に入らないらしく、痛みを知らない母親にまともな育児はできないと、変な理屈を……。そもそも無痛分娩が何かも、経験のない義母は知らないと思います。最近の医療や育児について知ろうともせず、常に自分が正しいと、義母は我を通してきて……。

義母から連絡が来るだけでもストレスなのに、わが家に泊まり込んで指導しようとするのには、ほとほと困っています。布団を用意しておけ! もてなせ! と妊婦の私に命令してくるなんて本当に非常識。

 

ガリガリだからもっと食べろと、食料を大量に送ってくるのも、悩みのタネ。なんと自分の家で余った、賞味期限切れの食材を送ってくるのです。夫がいくら注意し、断っても、諦めることなく送り続けてくるのです……。

 

ますますエスカレートする義母の行動に…

義母の泊まり込み指導には夫婦ともども困り果て、もう二度と泊めないと夫が宣言。しかし、馬耳東風とはこのこと。何事もなかったかのように、またやってこようとするのです。

 

再度断ると「どうせそのうち同居するのだから、いつ泊まりに行ってもいいでしょ」と言われ……。そんな話は聞いていないと言うと、ひとり息子の家族と一緒に暮らすのは当たり前のことだと主張してきました。

 

その実、長男と結婚した義母自身は、義祖母たちと暮らしていません。私の時代は大丈夫だったの、私のことはいいのよと、まったく理屈に合わない言い訳をして、また我を押し通そうとする義母。結局数日後、当たり前の顔をして押しかけてきました。

 

私たちもやられっぱなしではいられないので、あらかじめ作戦を立てていました。本当にストレス過多になってしまうので、義母と1日中顔を突き合わせてはいられないのです。そこで、私だけ実家に避難することにしました。

 

私が家にいないことがわかると、義母は連絡してきて「ずいぶん身勝手で、生意気になったわね」などと毒を吐きまくります。私もできれば義母とは仲良くなりたかったのですが、それは無理だとわかったので、これからは無理をしないと決めました。

 

私の決意を知ると、義母は夫との離婚を強要。生まれる子を置いて出ていけと言ったのです。言うことを聞かなければ、毎日通ってストレスを与え、孫をよこすまでいびり倒すと脅されました。

 

敵の敵は強い味方だった!?

それからしばらくして、義母は私が出産して自宅に戻ったことを知り、連絡してきました。
「今日お邪魔していいかしら?」
「早く孫の顔が見たいの♪」

 

私はほくそ笑みました。今の私には、義母の脅迫など痛くもかゆくもありません。
「来る覚悟があるならどうぞ」

 

「え?」

今、わが家には義理の祖母つまり義母のお姑さんが、泊まり込んでくれています。夫と相談し、元助産師の義祖母に、私の体調が安定するまでいてもらうことにしたのです。さすが、元プロ。いろいろな面でサポートしてくれ、大助かりです。

 

昔いろいろあったようで、義母は義祖母に頭が上がらないと聞いているので、義祖母がいる間、義母はわが家に寄りつかないことでしょう。義祖母がいなくなったらすぐに行ってやる、痛い目を見せてやると義母は意気込みますが、義祖母にはしばらくいてもらう予定です。

 

一方、義祖母は義母がやってくるのを楽しみにしています。育児の正しい知識をたたきこんでやると、大張り切りです。

 

子どもを守るための決断。永遠にサヨウナラ

絶対に孫を奪ってやる、自分にたて突いたことを後悔させてやると、怖いことを言っていた義母。しかし、私たちも義祖母がいるからと言って、手をこまねいていただけではありません。次の手も打っていったのです。

 

ある日、義母は焦って連絡をしてきました。私たちが自宅にいないと、ようやく気づいたようです。新しい住所を聞かれましたが、誰が教えますか! いつになったら孫に会えるのかと問われたので、一生会えないと答えました♪ 子どもを奪うというありえない発言をしている危険人物。子どもの安全を考えて、私たちは義母に内緒で引っ越したのです。こちらは縁を切る覚悟。もう関わらないでほしいと伝えました。

 

そこで、夫と連絡が取れない理由がわかったようです。すでに夫は義母の連絡先をブロックしています。自分は夫の母親なのよと泣きついてきますが、さんざん嫌がらせをした人が親を名乗るなと夫も怒っています。義母は、嫁いびりは、いじめではなく指導だと言い張りますが、それは受ける側が決めることなのではないでしょうか。

 

最終的には平謝りしてきましたが、謝って許されることと許されないことがあります。何でもするから許してほしいと言うので、もう二度と私たちと関わらないことを約束してほしいと伝えました。

 

さすがの義母も、ここまでくると義祖母に頼るしかないと思ったらしく、私たちの新住所を尋ねたそうです。子どもを守るために、夫と相談して家族で行なったことに、義祖母も理解をしてくれて、私たちの居場所を教えなかったのだと思います。これからは義母を反面教師にし、親として成長していきたいと思います。

 

 

 

 

子どもを守るために実の親と縁を切るという選択をした夫。たとえどんな人間でも自分を育ててくれた親を簡単に切り捨てることは難しいのではないでしょうか。しかし、家族のために決断して行動してくれた夫に親としての強い責任感を感じますね。

 

叶うなら義両親とは良好な関係を築きたいものですが、困難な場合は無理に付き合わず、信頼できる家族に相談、うまく距離をとるなどして、ひとりで抱えないことが大切ですね。

 

【取材時期:2024年10月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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