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購入したばかりの二世帯住宅に“見知らぬ女”が…⇒夫「新しい嫁だよ」の発言後、新居に起きた悲劇とは

私たちは二世帯住宅を購入し、義母と同居しています。夫は新しい家をとても気に入っていて、新生活を楽しんでいる様子。ところが最近、義母が体調を崩して寝込むようになりました。そういえば、夫もときどき「頭が痛い」と言っていて……。引っ越してきてからというもの、なんとなく運気が下がっているような気がしています。

夫が突然、義母を日中ひとりにしておくのが心配だと言い出しました。さらに、「せっかく家を買ったのだから、きれいに使い続けたい」とも。私としては、働きながらでも家の中はきちんと整えているつもりです。夫は私に、「専業主婦になってほしい」と言ってきました。

 

専業主婦を拒否したら夫が豹変!?

新しい家に住み始めて、半年がたちました。新しい家が大好きだったはずの夫の帰りが、最近はだんだんと遅くなっています。私と一緒にいると「頭が痛くなる」と言い、毎晩のように飲み歩いているようです。どうも、私が専業主婦になることを断ってから、夫婦関係がぎくしゃくしてきた気が……。

 

仕事を続けたいという私の気持ちを、夫は「家族に尽くそうとしないワガママ」と受け取っているようです。こんなことになるのなら、最初から専業主婦になってくれる女性と結婚したほうがよかったのでは? そう問いかけると、夫は「まずは家を買う必要があったから」と言いました。収入のある私と結婚して家を手に入れたら、今度は“家にいてくれる女性”がよくなったということでしょうか。

 

そして夫は、どさくさに紛れて“働く女性”としての私を批判してきました。さらには、「正直、今の君を女として見られない」とまで。家を買ったことで貯金も減った今、どう考えても共働きのほうが将来のためになると思うのですが……夫はまったく理解してくれません。

 

二世帯住宅に“知らない女”が!夫に連絡すると…

「家に知らない女の人がいるの!」
「すぐ帰ってきて!」

ある日、帰宅すると信じられない光景が待っていました。家の中に見知らぬ女性がいたのです。驚く私に、夫は「不審者じゃないから安心しろ」言います。そして、さらに衝撃的な言葉を口にしたのです。なんと、その女性は……。
「ああ、新しい嫁だよ」
「え?」

 

 

夫は、私のことが“不要”になったようで、不倫ではなく「新しい嫁探し」をしていたのだそうです。しかも、それは義母も納得のうえだったと聞かされました。「新しい嫁は、専業主婦になって家事をやってくれると言ったから快く受け入れた」と義母は言い、将来的には自分の介護も任せるつもりなのだとか……。

 

ここまでされたら、怒りを通り越して冷静になりました。ですが、手ぶらで出ていくつもりはありません。財産分与など、しっかりと話をつけるつもりです。二世帯住宅を建てる際には、私もお金を出していますから。もちろん、慰謝料の請求も。「がめつい女だ」と言われましたが、当然の権利ですよね。

 

聞いたところによると、新しい嫁の実家は資産家で、いずれ莫大な遺産が入る予定なのだとか。その影響もあってか、特に揉めることもなく、私たちはあっさりと離婚しました。

 

“新しい嫁”も体調不良に…原因はまさかの!?

財産分与の手続きをしている中で耳にしましたが、元夫や義母は、相変わらず体調不良に悩まされているそうです。なんでも、不倫相手だった新しい妻も、嫁いだとたんに体調を崩したのだとか。あの家に住んで体調を崩さなかったのは、どうやら私だけだったようです。体質が関係しているのでしょうか……。

 

そんなある日、元夫から連絡がありました。「お前、何か仕組んだんじゃないのか」と、まるで私のせいで不調が続いているかのように疑ってきたのです。とんだ言いがかりで……頭にきました。後になってわかったことですが、体調不良の原因はなんと「家」だったのです。実はあの家、少し傾いていたそうで、元夫は購入時に業者から説明を受けていたようです。そんな話、私は一切聞かされていませんでした。私もお金を出していたのに……。

 

中古とはいえ、相場より安いことが気になっていましたが、やはりそれなりの理由があったんですね。購入後に修繕が必要なので安く売られていたようですが、直すにもお金が足りないようです。私にまで連絡してきてお金を借りようとしてきましたが、もちろん断りました。新しい嫁はこの状況に激怒し、大げんかの末に家を出て行ったそうです。そのため、彼女の実家に頼ることもできないのだとか。結局、どうにもならない状態になり、一家はバラバラになってしまったようです。

 

私は今、再婚して幸せに暮らしています。次にマイホームを購入することがあれば、今度は慎重に検討したいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

すべての原因は夫の身勝手な行動にあり、同情する気にはなれませんよね。自分本位なふるまいを続けていれば、いずれ周囲の人は離れていくもの。相手の気持ちを考えた行動を心がけたいですね。

 

【取材時期:2025年3月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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