【伊東家の食卓】ヌルヌルした油は砂糖で解決!
小さい頃に家族とよく見ていた人気番組、日本テレビ『伊東家の食卓』。
日常生活で使える裏ワザがたくさん紹介されていて、毎回「へぇ!こんな方法があったのか!」と驚かされることばかりでした。
番組の影響もあってか、今でも日常のちょっとした困りごとを解決する裏ワザには目がありません。
その『伊東家の食卓』で紹介されていた裏ワザのひとつに、油汚れがついた手は石けんと一緒に砂糖を使うと、汚れがスッキリ落ちるというものがありました。
ハンバーグ作りの際にぴったりだと思い、さっそくチャレンジすることに。
【検証①】砂糖でヌルヌル油は落ちるのか試してみた
あらかじめ小さじ1の砂糖を用意し、ひき肉をこねていきます。
こねこねこね……
……こねこねこね。
あぁ、もう手の隅々までベトベトのギトギトです。もうこうなったら、インターホンが鳴ってもすぐに出られないし、電話がかかってきても無視するしかありません。
今回は実験のため、ひき肉だけ用意しましたが、本来であれば炒めた玉ねぎも追加されるので、さらに油っぽくなるでしょう。
ここで登場するのが、砂糖。
砂糖を手にすり込むようにしていくと、不思議なことにあのしつこいヌルヌル感が徐々に薄れていくではありませんか。
最後に石けんで洗い流すと、あっという間に手がサッパリ!
手のしわにまで入り込んだ油は、落とすのに時間がかかりますが、体感的にいつもの半分の時間で洗い流せました。
さらに、水を出すときに蛇口についてしまった油と砂糖も、洗剤で軽く洗うだけで簡単にキレイに!
なんとも不思議です。
なぜ油には砂糖が有効なの?
「水と油は混ざらない」という言葉の通り、水だけでは油汚れは落ちにくいですよね。
しかし砂糖は油を吸収しやすい性質をもっているため、油汚れを落とすのにぴったりなんです。
また砂糖の結晶そのものが研磨剤の役割を果たし、物理的に汚れをこすり落とす効果も期待できるそう。
普段は料理にしか使わない砂糖が、油汚れにも役立つとは驚きですよね。
大量の洗剤を使わなくても汚れを落とせるので、家計にも環境にも優しいというメリットも。
何気なく使っていた砂糖の新しい一面を知って得した気分です。料理にも掃除にも、砂糖が活躍するでしょう。
【検証②】砂糖だけで洗ったらどうなる?
砂糖の効果を実感したところで、ふと「もしかして、石けんなしでも油が落とせるのでは?」という疑問が浮かびました。
そこで、さらに実験!手にサラダ油をつけて、砂糖だけで洗ってみることに。
ヌルヌルになった手に砂糖をすり込んでいき、水のみで洗い流します。
結果は……ハイ、ダメーーーー!まだテカテカして、水を弾いています。
確かにある程度は油が落ちますが、砂糖だけでは完全に油を取り除くことはできません。
あくまで除菌効果が高く、洗浄力のある石けんのサポート役として考えましょう。
・お役立ち度★★★★★
理由:特別な道具を使わずに、キッチンにある砂糖だけで簡単に油汚れを落とせるという手軽さに感動。
ハンバーグ作りに役立つ裏ワザ
今回の裏ワザを使えば、ハンバーグ作りの手のベタベタ問題が解決すること間違いなし。今まで少し手間に感じていたハンバーグも、もっと気軽に作れるかもしれませんよ。
家庭料理を楽しく、そして効率的にするこの裏ワザ、ぜひ皆さんも試してみてください。