豊洲青果市場職員おすすめの白菜の食べ方とは?
今回参考にしたのは、NHK『NHKニュース おはよう日本(関東甲信越)』で、豊洲青果市場職員・井岡毅志さんが紹介した「白菜と豚肉の重ね鍋」です。
白菜をシンプルにいただく鍋は、さすが市場関係の方がおすすめするレシピ!
おうちによくある材料で手軽に作れるので、冬の時短レシピを知りたい方も要チェックですよ。
新鮮な白菜の選び方
まずは、豊洲青果市場の職員直伝の、新鮮な白菜の選び方をみていきましょう!
新鮮な白菜の特徴は、持ったときにずっしりと重いことです。葉がしっかりと詰まっていて、切り口がみずみずしいものも、新鮮な証拠なのだとか。
また、白菜の表面に現れる黒い斑点は、栄養過多や低温で育った場合に現れる症状なので、心配無用で美味しく食べられますよ。
豊洲青果市場・井岡さん「白菜と豚肉の重ね鍋」の作り方
材料(2〜3人分)
- 白菜…200g
- 豚バラ肉…200g
- だしの素…小さじ2〜3
- 料理酒…大さじ1
- 水…300ml
- ポン酢しょうゆ…お好みで
だしの素は、顆粒タイプのかつおだしを使用しました。
また、標準的なサイズの白菜の場合、200gは約1/8玉です。
作り方①白菜の間に豚バラ肉を挟む
洗って水気を拭き取った白菜を、向きを交互にして並べ、間に豚バラ肉を挟んでいきましょう。
作り方②切って鍋に詰める
作り方①で重ねた白菜と豚バラ肉を5cm幅に切り、鍋の中に敷き詰めてください。
作り方③具材を煮込む
具材を詰めた鍋に水を入れて、だしの素と料理酒をふりかけます。蓋をして、中火で10分ほど煮込んだらできあがりです。
お好みで、ポン酢しょうゆにつけていただきましょう。
【実食】白菜トロトロの絶品鍋を食べてみた!
蓋を開けた瞬間ふわっと立ち上るだしの香りに、思わず顔が近づきます。
ボリュームは、1/3減。白菜のかさが減ることを見越し、ぎゅうぎゅうに詰めておいて良かったです。
早速食べてみると、どこかほっとするだしの風味が口いっぱいに広がります。
ほどよい塩気が効いているので、そのままでも十分美味しい。豚バラ肉やだしの素の旨みが溶け込んだスープを、思わず飲み干しそうになります。
幸せ……ふと鏡を見ると、鶴瓶さんのようなふにゃっと優しい顔をしていました。
じっくり煮込んだ白菜は、言わずもがなとろっとろです。
脱力し切った状態の白菜を見ると「君も、もっと力抜いていこうぜ」と語りかけられたような気持ちに。
あっさり系の鍋かと思いきや、豚バラ肉の脂の旨みが全体に行き渡り、食べごたえ抜群なんです。
白菜の甘みと豚バラ肉の旨みが織りなす「層」を、思う存分に味わい尽くしてくださいね。
お次は、ポン酢しょうゆにつけていただきます。
ポン酢しょうゆのほどよい酸味が、全体の味わいをキリッと引き締める、素晴らしい味変です。
さっぱりとした味わいに変化したので、胃袋のスペースがさらに拡大し、リミッターが解除されました。
この冬、鬼リピ間違いなしの「白菜と豚肉の重ね鍋」ですが、食いしん坊代表として1つだけ言わせてください。
……今回の分量だと、2人ならまだしも3人で食べるには絶対に足りません。本当に美味しいですし、とろけた白菜って口に入れた瞬間に消えますから。
おたまで小突き合いになる危険性があるので、たっぷり作ってくださいね!
「白菜と豚肉の重ね鍋」は市場の人のお墨付き!
今回ご紹介した豊洲市場職員おすすめの鍋は、白菜の甘みと食感を堪能したいときにぴったり!
コスパも良く、忙しいときにもあっという間に作れるので、この冬活躍すること間違いなしですよ。
ぜひ一度、お試しくださいね。