嬉しい秋の味をちりばめて
テレビ朝日『DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~』で紹介された「秋の吹き寄せご飯」。ネーミングも素敵ですね。ご飯が見えないくらい具材がもりもり。そしてこの下に味付けご飯がみっしり。わくわくです。
早速作った様子をレポートしていきましょう。
「秋の吹き寄せご飯」の作り方
材料(2人分)
- 米…2合
- さつまいも…1/2本
- かぼちゃ…100g
- まいたけ…80g
- 鶏もも肉…1/2枚
- しょうゆ…小さじ2
- 青ねぎ(小口切り)…2本
- 小麦粉…適量
- 塩…適量
- 揚げ油…適量
【ご飯だし】
- だし…450ml
- みりん…大さじ1
- 塩…小さじ1/3
- しょうゆ…大さじ1と1/2
だしは、市販のだしパックや粉末のものなど、お好みの方法でご用意ください。筆者は、昆布とかつお節で引いたものを使用しました。
作り方①ご飯を炊く
【ご飯だし】の材料を全て混ぜ合わせます。かなりしっかりした味付けです。
米は洗ってしばらくおき、土鍋に入れて、ご飯だしを加えて炊きます。
作り方②材料の下準備
さつまいもは1.5cm角に切り、かぼちゃは皮を少しむいて1.5cm角に切ります。まいたけは小房に分け、鶏もも肉は筋切りして1cm角に切り、しょうゆをまぶしましょう。
作り方③具材を揚げる
さつまいもとかぼちゃとまいたけはそれぞれ薄く小麦粉をまぶし、170度の揚げ油で揚げます。取り出したら熱いうちに薄く塩を振っておきます。
まいたけは、水分が飛ぶくらいまでじっくり揚げるとカラリとした質感になります。中途半端に終わらせるとしっとりしんなりしてしまうので、焦らず時間をかけて揚げました。
鶏もも肉にも薄く小麦粉をまぶし、175度の揚げ油で揚げるようなのですが、この微妙な温度設定が謎すぎる。
うちのガス台の揚げ物の温度設定が180度と160度なので、野菜も鶏肉も180度設定にして揚げてみました。問題なく仕上がったかなと思います。
作り方④仕上げ
炊き上がったご飯です。うーん、いい感じ。この上に揚げた具材をのせます。
小口切りした青ねぎを散らして完成です。ざっくり混ぜて召し上がれ!
ほくほくカラリの食感が楽しい!
ご飯にはしっかり味がついています。ほくほく甘いさつまいもとカボチャは見た目も嬉しくなる鮮やかな黄色とオレンジ。揚げたことでカチッと表面がかたまっていて、崩れにくいのもいい感じです。
びっくりするくらいにうまみが濃いのがまいたけ。まいたけってカラリと揚げるとこんなにおいしいんだってびっくりです。そして鶏もも肉は時々見つかると宝物感のある存在。
お箸の先で具材を確かめながら、拾い上げながら、ご飯と一緒に口に入れるのが楽しくてぱくぱく……あっという間に完食してしまいました。
早く食べさせて!って声が上がりそう
ご飯と一緒に具材を炊きこむ炊き込みご飯はいろいろと作ってきましたが、こんな風に後のせで混ぜ込むというのは新鮮な手法です。
ご飯そのものにしっかり味がついているうえに、混ぜ込むものがそれぞれ油で揚がっているというパンチの効いた存在で、炊きあがり、作りたてのおいしさは感動的でした。
ご覧の通り、見た目もとても華やかで楽しいので、これはぜひ土鍋で炊いて、ドン、とお出ししたいやつです。盛り上がること間違いなし。
仕上がったものをお裾分けしたら、友人たちにも大好評でした。素揚げに近い揚げ物はさほど面倒でも難しくもなく、思ったよりも簡単に作れる印象です。
失敗しにくいメニューなので、秋のおもてなしにはかなり使える1品かと。皆様もぜひお試しくださいね。