サバ缶の汁まで活用!タサン志麻さん流サラダ
日本テレビ『沸騰ワード10』で伝説の家政婦・タサン志麻さんが紹介した「サバ缶のコチュジャンドレッシング」に挑戦します。
汁の扱いに困ることがある、サバの水煮缶。中には捨てている人もいるのではないでしょうか?
しかし、このレシピではその汁が絶品ドレッシングに変身するんです。
ピリッと辛いコチュジャンやごま油を使うため、いつもとはひと味違うサラダに仕上がるに違いありません。
しかも、火を使わないのでとっても簡単!
女優・安達祐実さんと倉科カナさんに「これ絶対家でやる!」と絶賛されたサラダ。早速作ってみます!
タサン志麻さん「サバ缶のコチュジャンドレッシング」のレシピ
材料(作りやすい分量)
・新玉ねぎ…1/2個
・きゅうり…1本
・サバの水煮缶…1缶
・コチュジャン…小さじ2(お好みで)
・ごま油…小さじ1
160g入りのサバの水煮缶を使って、ちょうどよい分量でした。
作り方①野菜をカットする
新玉ねぎを半分に、きゅうりを3等分にカットしたら、それぞれスライサーでスライスします。
水にさらしてザルに移し、水けをよく切ってお皿に盛り付けましょう。
作り方②ドレッシングを作る
水煮缶のサバをスプーンで軽くほぐし、ひと口大にしたら①にのせます。
水煮缶の残った汁にコチュジャン、ごま油を加えて、よく混ぜ合わせてください。
この時点でも美味しそう!鼻を近付けると、ごま油の芳醇な香りに食欲が刺激されました。
お皿に盛り付けた野菜とサバに、まわしかけたら出来上がりです。
【実食】サラダの域を超えた満足感
サバの水煮缶を1缶使っているおかげで、ボリュームもアップ。いつもサラダは脇役になりがちですが、これなら主役に匹敵しますね!
もともと旨みの強いサバ。発酵調味料であるコチュジャンのおかげで、さらに旨みが引き立っている印象です。
野菜のシャキシャキ感と、サバのしっとりとしたコクのコントラストが素晴らしい……。
そこにピリ辛のコチュジャンと香ばしいごま油が加わって、パンチのあるサラダに仕上がっています。
特筆すべきは、サバ缶の汁がプロの技が感じられるドレッシングのように化けていること!
魚の旨みが野菜全体に染みて、いつものサラダではなかなか得られない満足感があります。
副菜というより、おかずにできるサラダといった感覚です。
うまいうまいと夢中で食べていた夫。「汁にコチュジャンとごま油を入れただけだよ」と伝えると「え?それだけなの?すごいね」と驚いていました。
個人的にサバ缶とトマトの組み合わせが好きなので、次回はトマトに合わせる予定。好きな野菜でアレンジができるのも嬉しいですね。
辛さの調節がきくので、子どもにはコチュジャン控えめで作ると良いかもしれません。
【自己流アレンジ】春雨サラダにも
サバ缶の汁がドレッシングに生まれ変わるなんて驚きでした。
もし汁だけ余ったとしても、コチュジャンとごま油を入れて、サッともう1品作るのもありですね。
後日、きゅうりと新玉ねぎ、茹でた春雨に同じように作ったサバ缶ドレッシングを和えてみると、これも大正解。
春雨がサバ缶の汁の旨みをしっかり吸って、口に運ぶたびに美味しさが広がります。
野菜のシャキシャキに、春雨のつるんとした食感が加わって、箸が止まらない……!
食べごたえがさらにアップするし、おつまみにぴったりの味わいです。
絶対また作る!
汁まで無駄なく使えるうえ、ピリ辛で大人の味。サラダなのにしっかり満足感があり、おつまみにも、おかずにも活躍します。
サバ缶がちょっと余ったときや、あと一品ほしい日の救世主として、我が家の定番になりそうです。気になった方は、ぜひ一度お試しあれ!