体調も気になるのですが、夫の行動をあやしくも思っており……。最近は、家でもスマホばかり触っています。これまでほとんどなかった残業が増え、それもあやしむ一因になっています。
仕事を頑張っているだけなのに、浮気を疑われて気分が悪いと言う夫。その上、私の家事がなってないと指摘。といっても、わが家は共働きです。私だけの責任ではないと思うのですが……。夫は、家事をすべて押しつけてくるのです。
夫は妻を、妻は夫を疑った結果…泥沼に
ある日、友人と夜ごはんを食べていると夫から連絡が入りました。めずらしく早く帰宅したようです。すると、夫は自分たちのすれ違い生活を指摘し、別居や離婚をにおわせてきました。それがお互いのためだと言われたことに引っかかった私。だって、私は知っているんです。
「同級生と浮気しているでしょ」
「離婚しよう」
私は覚悟を決めました。しかし、夫は自分だけに原因があるように言われ、怒っているようです。
「は? 浮気しているのはお前だろ」
「証拠もあるからな」
今日も男と夜ごはんを食べているんだろうと、夫に疑われました。否定する私に夫は、証拠写真をうちの両親に送ると言って聞きません。人違いだと言っても信じないので、私も夫の不倫の証拠写真を義両親へ送ることにしました。
離婚は決定的になり、夫は家を出ていきました。私たちは弁護士を同席して、話し合いをすることに。夫は離婚が成立したら、すぐに不倫相手と再婚する予定のようです。
えーっ!とんだ勘違いをした夫は…
夫が両親に送った写真を見せてもらったのですが……笑っちゃいました。だって、それは仲良しの女友だちだったんです。ショートヘアで高身長の彼女はいつもボーイッシュなスタイル。
彼女の家に頻繁に通っていたことを指摘してきましたが、それは彼女のご主人に浮気調査をお願いしていたから。彼女のご主人は探偵なのです。
私が夫の不倫を本格的に疑ったのは、ちょっとした偶然から。予期せず、夫の親友に会ったのです。夫が同窓会後に泊まらせてもらった、あの彼でした。話をすると、夫は彼の家に泊まっておらず……。どうやら、いい雰囲気になった女性と夜の街に消えたようでした。
離婚の話し合いをするにあたり、夫は私にお願いをしてきました。私たちの夫婦関係が、不倫前から冷えきっていたことにしてほしいというのです。どうやら不倫相手は妊娠しており、義両親には彼女をこころよく迎え入れてほしいと、夫は願っています。私たちの関係がすでに破綻していたのなら、義両親も再婚を認めてくれるはずだと言うのです。
夫の勝手な言い分を聞きながら、私は首をかしげました。それってすべて、私には関係のないことですよね。自分の不貞行為のせいで義両親から信用を失うはめになった夫。挙げ句、どうすることもできなくなったから助けてほしいだなんて、そんな話、私が承諾するとでも思ったのでしょうか。
不倫相手の本性がわかると夫は…
親と縁が切れなければ、慰謝料だって一括で支払ってもらえるからと言う夫。私にも悪い話じゃないだろう、ですって?ひきょうな手を使って親までだまして経済的支援を受けようだなんて、この人、本当に終わっています。私は正直に、義両親へ真実を告げました。
生まれてくる子どもには良い環境を与えたいからと慰謝料の支払いを渋る夫。ですが、子どもを思う気持ちは見せかけだったようです。後日、やっぱり離婚したくないと連絡がありました。不倫相手の浪費ぐせや、暴力性がわかったと言ってきて……。彼女の本当の姿を知った夫はおののき、子どものこともあっさり見捨てようとしています。
今さら、だまされた、自分がバカだったなんて言っても遅いのです。もうやり直す気はありません。親にも友だちにも見捨てられ、このままだとすべてを失うと訴えてきますが、そんなことは知りません。
後日、正式に離婚が成立。子どもがどうなったのか、それだけは気がかりです。慰謝料も受け取ったので、私にはもう関係のないことですが、彼らが責任ある行動を取ってほしいと願うばかりです。
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最後まで自分勝手な夫に振り回された妻。離婚が成立するまで大変だったと思いますが、今後は幸せに暮らしてほしいですね。
【取材時期:2024年9月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。