すぐ使いきれないなら、もやしは冷凍すべし
まず、もやしを早く食べ切れるご家庭では、冷蔵保存で十分です。
ただし、野菜室ではなく冷蔵室に入れるのがおすすめ。もやしの最適保存温度はおよそ0度なので、野菜室よりも温度帯の低い冷蔵室の方が長持ちするんです。
と言っても、冷蔵室で保存しても、1〜2日程度日持ちはよくなりますが、劇的に長持ちはしません。
「そんなすぐには使いきれないよ」という方や「安いときに買いだめしておきたい」という方は冷凍保存がおすすめです。
「もやしって冷凍して良いの?」と不安に思われるかもしれませんが、冷凍しても問題ありません。
冷凍することで、若干シャキシャキ感が弱くなりますが、美味しく食べることができますので、ぜひ一度試してみてほしいです。
もやしの冷凍保存方法
①もやしを流水でしっかりと洗う
もやしのパッケージに「調理前に水洗いしてください」と記載のあるものは、洗わないと臭いがするのでしっかり洗いましょう。
②水気をしっかりと拭き取る
キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。
③保存袋に入れ、冷凍庫に入れる
冷凍保存が可能な、密閉式保存袋にもやしを入れたら、冷凍庫に入れます。
もやしのパッケージに「調理前に水洗いしてください」という記載がなければ、上記のように買った袋のまま冷凍しても大丈夫です。
もやしは冷凍することでおよそ1ヶ月長持ちします。
長持ちはしますが、期限内になるべく早めに消費してくださいね。
冷凍保存は食費節約のメリットも
もやしは冷凍すればおよそ1ヶ月長持ちするので、安い時にまとめて買っておくことが可能です。
「もやしって毎日同じ値段なんじゃないの?」という方もいるかもしれません。
筆者のお店では、大雨などで計画が狂ってしまい大量に余りそうな時は9円で売り飛ばすようなことをしていました。毎日新鮮なものをお届けしたいですからね。
そんなスーパーが近くにある方は特に冷凍保存を知っておくと役に立つと思います。
どう解凍してどう食べるのがいい?
冷凍したもやしは自然解凍せず、そのまま加熱調理してください。
自然解凍してしまうと、水気が出てべちゃべちゃになってしまうので美味しく食べることができません。
自然解凍せず、凍ったまま加熱調理をするというのは、他の野菜を冷凍した時にも必ずおこなって欲しいので、ぜひ覚えておいてくださいね。
もやしを無駄なく食べてね
今回は「もやしの冷凍保存方法」を紹介しました。
もやしは安いのでつい使う予定を立てずになんとなく買ってしまいがちな野菜ですが、長持ちしないので、正しい方法で保存するか、早く使い切るかする必要があります。
ぜひ今回紹介した保存方法を使って捨てることなくもやしを最後まで食べていただけると嬉しいです。