失敗知らずの簡単&絶品なす料理
日本テレビ『沸騰ワード10』で伝説の家政婦・タサン志麻さんが教えてくださった「なすの豚バラ巻き」。
確かに揚げ物ではあるのですが、材料も工程も少なく、揚げ焼きというお手軽さが嬉しいレシピです。
ボリュームも満点で、メインのおかずにぴったり。白ごはんがもりもりすすむ味付けも最高ですよ。
タサン志麻さん「なすの豚バラ巻き」のレシピ
材料(なす3本分)
・なす…3本
・豚バラ…9枚
・卵…1個
・サラダ油…適量
・小麦粉…適量
・パン粉…適量
【味噌だれ】
・合わせ味噌…大さじ2
・大葉…2枚
・砂糖…適量
購入したなすが小さめだったため、今回は4本にし、豚バラは12枚使いました。
また、サラダ油は米油で代用しています。
作り方①なすの下準備をする
ヘタを切り落としてピーラーで全ての皮を剥きます。
そのあとは1本ずつラップで包み、電子レンジで1分間温めましょう。私は500Wで加熱しましたが、良い感じにやわらかくなりましたよ。
作り方②味噌だれを作る
味噌と砂糖を合わせ、手でちぎった大葉を加えて混ぜます。包丁を使わなくていいのも嬉しいですが、手でちぎることで大葉の香りがさらに強くなり、とっても爽やか!
砂糖の量は、好みや使う味噌によって変わると思いますが私は3つまみほど加えてちょっと甘かったです。
作り方③なすに味噌だれをはさむ
加熱したなすを縦半分に切り、間に味噌だれをはさみましょう。
なすの外側は熱が取れていても中は熱々の可能性があるのでお気をつけくださいね。私はうっかり火傷しそうになりました。
作り方④豚バラを巻く
ここで豚バラの登場です。なす1本に対し、3枚の豚バラを巻いていきます。
まず、1枚目を画像のように切り目に沿って囲むようにぐるりと巻き、そこから2枚でくるくると巻くとほどけづらく、綺麗に仕上がりますよ。
作り方⑤衣をつける
豚バラを巻いたら全体に塩こしょう(分量外)をふり、小麦粉をまぶします。
そのあとは溶き卵に浸し、パン粉をつけましょう。
作り方⑥揚げ焼きにする
豚バラを3枚も巻いているのでなかなかのサイズ感ですね。
フライパンにサラダ油を入れて熱し、約10分間、揚げ焼きにしましょう。油が少量で済むのは経済的にも片付け目線でもありがたい限り。
お肉は外側だけで、真ん中が加熱済みのなすなので生焼けを心配する必要がなく、安心感がありますね。
タイミングを見てコロコロ転がしていると、良い色がついてきました。油を切ったら出来上がりです。
【実食】すべての食材の相性が良い!
想像していたよりずっと簡単に完成しました!とはいえ、暑い中揚げ物を作った自分に拍手です。
お箸で持ち上げてみようとしたものの、重くて無理!中身がなすとはいえ、かなりのボリュームです。
半分にカットして頬張ると、アツアツ〜!出来立てのたこ焼き状態です。ただ、久しぶりの揚げたての料理なので、ハフハフしながら食べる、そんな熱さにもなんだか幸せを感じます。
サックサクの衣ととろっとろのなすの食感の対比がとっても良い!豚バラが加わることで、立派ながっつり系のおかずになっています。
何より、味噌と大葉がとてつもなく良い仕事をしています。
なす味噌という料理があるくらい、なすと味噌の相性は言うまでもなく。さらに、大葉と味噌だって最強タッグです。
そこに豚バラまで加わり、白ごはんが止まらない系料理が完成しています。ソースは必要ありません。むしろ何も追加せず、このまま食べるのがベスト!
ただ……次はチーズも挟んでみようかな。なんて想像するとニヤニヤが止まりません。
揚げる価値、大アリ
メインがなすなので材料費が安く済むのも嬉しいポイントでした。焼いたり煮たりに比べると揚げ物系料理は大変ですが、それでもこんなにおいしい一品が食べられるのなら、大アリです!
まだフライパンに残りの油があるので、明日もう一回作っちゃおっかな〜!