アジアを感じる焼きうどん
日本テレビ『キユーピー3分クッキング』で料理研究家・管理栄養士の藤井恵さんが紹介してくださったレシピです。
オイスターソースで風味をつけ、幅広のきしめんを使って作るようです。この焼きうどんは藤井恵さんがマカオで食べて感動した味を再現したものだそう。現地では米粉の生麺で作るんですって。
藤井恵さん「牛肉ともやしの焼きうどん」のレシピ
材料(4人分)
・牛肉(切り落とし)…150g
・酒…小さじ1/2
・しょうゆ…小さじ1/2
・もやし…1袋(250g)
・舞茸…1パック(100g)
・しょうが…1かけ
・きしめん(乾燥)…200g
・油…適量
・粗びき黒こしょう…適量
【合わせ調味料】
・オイスターソース…大さじ2
・しょうゆ…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・酒…大さじ1
きしめんは、乾燥も生も探し回ったのですが、入手できず、稲庭うどんの平たいタイプのもので代用することにしました。
作り方①材料の下準備をする
もやしはひげ根を除き、水に放してシャキッとさせておきます。写真はひげ根を取り終わったところです。
舞茸は細かく手で裂き、軸のところは庖丁でせん切りに、しょうがはせん切りにしましょう。
牛肉は一口大に切り、酒としょうゆをふりかけておきます。
作り方②うどんをゆで、合わせ調味料を作る
きしめんはたっぷりの湯で袋の表示通りにゆで、ザルに上げて水気を切ります。
合わせ調味料を混ぜ合わせておきましょう。
作り方③材料を炒め合わせる
フライパンに油大さじ2を熱してしょうがを炒め、香りが立ったら牛肉を炒め、色が変わったら舞茸ともやしを加えて炒めます。
油がまわったら、きしめんを加えて炒め、合わせ調味料をまわし入れて全体に炒め合わせます。
作り方④仕上げる
器に盛り、粗びき黒こしょうを多めにふったら完成です。
やわらかな麺に絡む味と具材が最高!
藤井さんがマカオで食べられたのは米粉の麺、とのことだったので、フォーっぽいものなんだろうか、と想像しながら、そんなに遠くないかもしれないと思える食感の稲庭うどんは、まずまずのセレクト。
やわらかで、よく味がしみています。しょうがの香りがすごくいいアクセントになっていて、牛肉と舞茸は、嬉しいご褒美みたいに感じます。そしてこの合わせ調味料、本当に素直ないいお味です。
4人前だったんだなぁ。2つに分けて盛り付けて、食べ始めてハーフでギブアップしたのは正しかったということですねぇ(笑)。
結構ボリュームがありました。味に飽きるかと思いきや、麺の間にシャキッとしたもやしが挟まり、うまみの強い舞茸や牛肉がそれぞれ異なる個性の味わいで、楽しみながら食べ進めることができました。
軽やかな印象プラス奥深い味わい
いわゆる普通の焼きうどん、とは似て非なるお料理でした。ソースを使わず、麺の形状やボリューム感が違うだけで、こんなにも印象が変わるのですね。
軽やかに食べられる感覚は、焼きそばともまた違い、独特のものでした。稲庭うどんが正解かどうかは不明ですが、まだ残っているので、また作ってみよう、と思っています。
通常は肉も野菜も冷蔵庫に残っているものを使いますが、こんなふうに牛肉、舞茸、もやし、しょうが、と具材を決めてきちんと作ると、料理自体がぐっと格上げされることも実感しました。
いつもとはちょっと違うアジアンテイストの焼きうどん、皆様もぜひお試しくださいね!