学生時代、先生から字が小さいと言われる
私が中高生のころ、文系のコースだったということもあり、手書きのレポート提出が頻繁にありました。
文字数が多いほうが評価されやすい傾向だったため、友だちと競うように文字数を稼ぎ、白い用紙にびっしりと細かく文字を書き込んだものです。
そのレポートを友だちと一緒に提出しに行くと、年配の先生から「あなたたちは字が小さすぎるから、もう少し大きく書いてくれない?」と言われて、私たちは首をかしげていました。
小さくてもちゃんと読めるし、ほかの子たちもレポートの文字数を埋めるためにぎっしり書いていたので、特におかしいとは感じませんでした。先生の言葉はスルーして、そのままの字の大きさで書き続けたのです。
娘の字の小ささに驚がく!
時は流れてアラフォーになった私。小学校高学年になった娘の勉強を見ていたら、字のあまりの小ささにびっくりしてしまいました。
ほんの1~2年前まで、大きな字で漢字の練習をしていたというのに、今では細いシャーペンで、ものすごく細かい文字で文章を書いているのです。
まるで豆粒のような文字なので、目をこらして凝視しないとまったく文字が読めません! しかも昔より目のピント調節機能が鈍くなっているせいか、なんだかぼやけてしまって、何が書いてあるかよくわからないのです。
娘に注意すると厳しい返答が
たまりかねた私は、娘に「こんなに字が小さかったら先生も読めないよー!」と指摘しました。
すると娘は私のほうをチラっと見たあと、「先生は若いから大丈夫!」とだけ言って、もくもくと小さい文字で書き進めていきます。
そうか……先生は若いから大丈夫か……と納得したものの、しばらくして「ってことは、私が年を取っているということか!」と気付いて撃沈しました。
まとめ
まだまだ若いと思っていても、寄る年波には勝てません…。そろそろ老眼鏡を買うべきかと考えさせられた出来事でした。学生時代、豆粒のように小さい文字のレポートを採点しなければならなかった先生に、心から謝りたい気持ちになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:大野肉美/40代女性。2015年、2019年生まれの女の子のアラフォー母。育児の傍ら在宅ワークをおこなう。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。
イラスト/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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