それは、同じクラスのママ、A子のこと。A子はとても自分勝手で、先日も私たちがカフェでケーキセットを食べながら楽しんでいると、突然現れて「私も同じものを!」と注文し、勝手に参加してきました。
さらに、さっさと食べきったあと「ちょっとトイレに行くね」と言い残し、支払いもせずに帰ってしまったのです。その後、保育園で会うたびに請求しましたが、いつも逃げられてしまいます。
集合場所に現れたのは……!?
今回、私は仲良しのママ友たちと、週末に高級ホテルでの日帰りプランを楽しむ計画を立てていました。A子は誘っていませんでしたが、なんと集まりの日に待ち合わせ場所にA子がいたのです!
どうやら子どもたちが話しているのを聞きつけ、こっそり後をつけてきたようです。「そんなの一人追加するくらい簡単でしょ」と言って、私たちが止めても車に乗り込んでしまいました。
「私は観光する」と言い残して
ホテルに到着し、チェックインしようとすると、A子は「3人でのんびりしてきて。私は観光に出かけるから」と言い残し外出してしまいました。A子は私たちに自分のホテル代を払わせようとしていたのです。
私はホテルの従業員に事情を説明し、A子には別の部屋を用意してもらいました。A子は宿泊のつもりで来ていたようで、私は「3人部屋を4人にすることは無理だったから、A子は1人部屋だよ」と連絡を入れておきました。
ホテルで大騒ぎした理由とは
観光から戻ったA子は、スイートルームに案内されたことに大喜びで、その様子を写真で送ってきました。しかし、私たちは既にランチを終え帰路についていました。
翌朝、A子がチェックアウトしようとした際、A子は支払いが必要だと知り、さらに私たちが日帰りプランであったことを知ってホテルで大騒ぎしたとのこと。結局、お金もないA子は夫を呼び出し、すべての事情を白状しました。
夫と謝罪に来て……
その後、A子はカフェ代を数回踏み倒していることを夫に伝え、こっぴどく叱られたよう。数日後、A子夫婦が私たちのもとへ謝りに来て、返金してくれました。「今までお小遣いが足りなくて……ごめんなさい」とA子はかなり反省している様子。「これからは心を入れ替えて真面目に生きる」と約束しました。
それからというもの、A子とは疎遠になり困らされることはなくなり、平和な生活が戻ってきました。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。