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「えっ…!?」出産後にいただいた会社からのお祝い金。封筒を開けた結果、発覚したのは衝撃の事実だった…!

三男を出産後、職場の所属部署から出産祝いが届きました。喜んで封筒を開けたところ……衝撃の展開が待っていたのです――。

 

出産祝いとして届いた封筒の中身

私の部署では、部署内で使用する目的で毎月少額ずつ職員から集めたお金から、お茶代やお祝い金などが払われるのが通例でした。

 

私の出産にもお祝いが届いたのだと、うれしく思い封筒を空けてみると……何も入っていません。お祝い金を入れ忘れてしまったのだろうと思いましたが、言い出しにくいいことなので悩みました。でもすぐに、その職場では以前にも「お金を渡した、渡されていない」という、未解決のトラブルがあったことを思い出したのです。

 

事件だった!

出産祝いのお礼の電話をするとともに、中身が空だったことを、お金の管理者ではなく部署長に伝わるように主任クラスの方に報告しました。後日改めてお祝い金を頂きましたが、この一件は育休中ずっと心に引っかかっていました。

 

そこで、育休が明けてからこの一件について職場の人に尋ねてみました。すると、驚きの事実が判明していました。なんと、部署内のお金を管理していた人がそのお金を使い込み、残高がなくなっていたことがわかったのだそう。

 

残高が不足したときに、お金を渡したはずだと嘘をついたり、お祝い金を入れなかったりしていたようです。結構な額を使い込んだその人はもちろん退職させられていて、退職金で弁済することになっているとのことでした。

 

 

部署内のお金の管理担当は数年変わっておらず、会社の会計にも含まれないお金だったので横領しやすかったのだと思います。お祝い事にも平気で不義をおこなう人は残念ながら存在するということ、そしてお金の管理は不透明だったり抜け穴があったりするとトラブルの元になることを再確認した出来事でした。私は職種上、仕事でお金を管理することはありません。けれども個人間でもお金のやりとりなどが発生した際はしっかり管理しようと改めて思いました。

 

著者:佐藤あづき/40代女性/2009年、2011年、2013年生まれの男の子3人と2018年生まれの女の子の計4人の子どもの母。医療職に従事している。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

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