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渡された生活費は3万円「母さんはやりくりしてたよ?」→必死でやりくりした結果、夫が真っ青に…

大好きな彼と結婚した私。しかしいざ結婚すると、夫は変わってしまいました。

どうやら極度の内弁慶だったようで、良いのは外面だけ。身内に対しては、当たり前のように横柄な態度を取ります。外でためたストレスを、家で当たり散らし発散しているのでしょう。

 

3万円で生活できる!?

ついに夫は家計のことにも口出しをするようになりました。結婚前は私に任せると言っていたのに、カード類を全部持っていってしまったのです。

 

夫は私を無駄遣いだと非難し、月3万円の生活費でやりくりしろと言います。物価高の昨今、食費や日用品を買うとなると3万円ではおさまりません。

 

「足りない」と伝えても「母さんはやりくりしていた」と言って譲らず……。夫の家は4人家族で、3万円でやりくりできていたとは到底思えません。

 

義母に確認すると、3万円でやりくりなどしていないとのこと。きっと夫は私に無理難題を押し付けるために言ったのだと思います。それに、夫は人の目を気にするので、自分の持ち物や着る物には十分お金をかけます。そのため、生活費にはお金をかけたくないのでしょう。

 

義母は3万円でやりくりなどしていないと言っても、夫は勘違いだと言って生活費を増やしてくれません。このままでは生活もままならなくなってしまいます。私は義母の助けを借りて、夫を懲らしめることにしました。

 

生活費3万円大作戦!

翌日、夫の朝食に出したのは大量のもやしです。最低限しか光熱費は使いたくないので、電子レンジで加熱したのみ。節約のため、調味料は使いません。

 

夫は目を丸くして驚いていましたが、今あるお金の中で出せるのはこれが限界です。夫は勝手に塩を振って、むしゃむしゃ食べていました。

 

その日の夕方、明かりがつかないことに気付いた夫は大きな声で私を呼びました。電気代を節約するため、私はブレーカーの主電源を落とし、自由に使えないように鍵をかけているのです。

 

わが家はオール電化なので、電気を使わなければ料理もお風呂を沸かすこともできません。夕飯はどうするのだと言ってきたので、朝のもやしの残りを出してあげました。

 

怒り狂った夫は寝室へ。彼の就寝後、私は義母のところにいき、あたたかいお風呂とおいしいごはんをいただきました。

家族はストレスの捌け口!?

痺れを切らした夫は、毎日外食をし、温浴施設でお風呂を済ませて帰ってくるようになりました。もちろんその間、私は義母の家で不自由のない生活をしていますが、夫はそれを知りません。

 

おかげで生活費は月3万円を達成!その一方で夫は無駄な出費を大量に抱えることに……。私にしっかり生活費を渡したほうが安く済んだに違いありません。

 

夫が折れたのは1カ月後のこと。私にしっかりと謝罪し、収入は各自で管理することになりました。

 

この間、離婚を考えたこともありました。それを率直に伝えると、夫は猛反省した様子。私に家計を委ねたことでストレス発散だった買い物が気軽にできなくなり、つい私に理不尽に当たってしまったと話していました。

 

私は執行猶予を与えることに決めました。これからの夫の行動を見て、じっくり判断したいと思います。

 

 

どんなに親しい間柄であっても、ストレスの捌け口にしていいということはありません。自分の機嫌はうまく自分でとるようにしたいもの……。

 

家族だからこそ、より一層の思いやりと敬意を払い、良好な関係を築いていく努力を忘れてはなりません。ストレスをぶつけるのではなく、共に支え合い、乗り越えていく、そんなあたたかい家族関係を目指したいですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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