ダンボールの山のプレゼント?
義実家に到着して、さっそく義母に案内された部屋に入ると、そこには年季の入ったダンボールの山が。そして義母から「孫2人に、息子が着ていた服をプレゼントしようと思うの」と言われました。
子どもが着ていた服を思い出に取っておくのも、孫に着せたいという気持ちもわかりますが、義母の息子、つまり私の夫が子どものころに着ていた服となると、30年ほど前のもの。かわいいものが大好きなプリンセスに憧れる娘たちが気に入るデザインがないのは仕方ないのですが、劣化が激しくヨレヨレで、ゴムやプリントもバリバリになっていて、着れる状態ではありませんでした。
しかし、大切に保管していた義母の気持ちを考えると「要りません」とは言えず、大量の古着を持ち帰ることになったのです。ホコリを被ったカビ臭い段ボールを家に置いておくのも嫌で、すぐに廃棄したかったのですが、義母から「着ているところを見せてね」と言われてしまったので、捨てるわけにはいかず……。どうにか着られそうな服だけを洗濯して、義実家に行くときだけ娘たちに着させました。
自分にとって大切なものでも、それをプレゼントにするのはどうかなと思った出来事でした。義母に悪気はなく、断れなかった私も悪かったのですが、お古を着た孫を見て義母が喜んでくれるならいいのかな、と自分を納得させました。それ以来、義母からの不要なプレゼントは、夫からやんわり断ってもらうようにしています。
著者:加藤 ゆきこ/30代・女性・飲食店勤務。2人姉妹の母。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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